「食の安全」について考え始めた人へ|食事改善ロードマップ


やっぱり食べものって大事なんだよね、、、



健康のために食事を見直したいな、、、
そんな人のために、この記事を書きました!
- 【原理原則】食べものが身体をつくっている
- 世の中に出回っている食べものには多くの問題がある
- 本当に良いものを選び、食べることが、より良い人生をつくる
- 伝統食文化には価値がある
- 安全な食品を買うことは健康に良いだけでなく、生産者を応援することになり、環境を良くすることにも繋がる
- 食を通して生き方を見直すことができる
筆者プロフィール


\Twitterフォロワーさま1.5万人突破!/
ジャンクフード中毒から自然食品店長に。
20代で体調を大きく崩し、食養を学んで病弱体質を改善。自然食の仕事10年以上の経験と体験をもとに「安全な食品の選び方」と「体にいい自然食」について発信中!
たくさんのブログ・サイトがある中、この「食の安全ノート」にお越しいただきまして、ありがとうございます。
この記事で紹介する『食事改善ロードマップ』は、私自身が学び、実践してきた体質改善の道筋です。
過去の自分と同じように、「健康のためにどんな食事をしたらいいのか分からない」という人に、少しでもお役に立てればと思い作りました。
▼食事改善ロードマップ▼
STEP1 食の問題を知る
SYEP2 食の内容を考える
STEP3 食文化を学ぶ
STEP4 安全な食品を手に入れる
STEP5 食を通して生き方を見直す
私は、いわゆる病弱でした。
小さい頃はアトピーに苦しみ、
学生時代はしょっちゅう体調を崩して学校を休んでいました。
大人になってからは花粉症に苦しんで、
便秘と末端冷え症がコンプレックスでした。
23歳のときには、感染症で命の危険も経験しました。
親にはだいぶ苦労をかけ、心配させてしまいましたね、、、
そんな自分が、今こうして健康について情報を発信できるのは、「自然食」という仕事をきっかけに食と向き合い、健康的な体質へと改善することができたからです。
※食事改善は体質改善のためのものです。病気の治療目的ではありませんので、あらかじめご了承ください。
1番お伝えしたいのは「身体は食べもので出来ている」ということ。
You are what you eat.
↑アメリカのことわざで「あなたは、あなたの食べたもので出来ている」という意味です。
食べものが重要なことは世界共通ですね。
そして、これは食養の祖・石塚左玄の言葉↓
食は本なり、体は末なり、
心はまたその末なり
食を変えれば体が変わり、そして心も変わるということ。
食と向き合うことは、とっても価値があることなんです。
ちなみに、このブログは「食の安全について考え始めた人に分かりやすく解説する」をコンセプトに運営しています。
食について、すでに一定の知識をお持ちの人にとっては参考にならないかもしれません。
反対に、これまで食に対してあまり関心がなかったという人なら、まずはこのロードマップを読んでいただくことで食の大切さを感じることができるはずです。
そして、実践していただければ毎日の食生活が今よりきっと豊かになるはずです。
もちろん、それぞれ体質が違いますから、人によって良い食事の内容は違うこともあるでしょう。
ですが、「良い食を求めること」それ自体に意味があることなんです。
食を通して学べることは本当に多くあります。
このブログがその手助けになれば嬉しいです。



より理解が深まるように、「おすすめの本」も一緒に紹介していきますね!


※少し長めの記事ですので、「目次」を活用してください(スマホの方は画面下にも目次ボタンがあります)↓
STEP1 食の問題を知る


健康を考えたとき、「体に良いもの」を摂ることと同じくらい、「体に悪いもの」を摂らないようにすることが重要です。
私たちが暮らすこの社会には、便利であることと引き換えに、身体にとって有害となるものがとても多くあります。



そんなことを言ったら、食べるものがないじゃないか。
きっと、そう反論する人もいるでしょう。
分かります、、、
なぜなら、私自身がそうでしたから(笑)
でも、残念ながらそうなんです。
今の世の中、身体にとって悪いものが本当に多いんです。
ですから、食事改善をするためには、まずはその現実を知ることが第一歩です。
食の問題を知り、その上で自分で選択し、行動してゆく必要があります。
もし今、身体が不調なら
食べ物を見直す必要がある
もちろん生活習慣も大切ですが、直接体に影響があるのが食べ物です。
まずは食から、です。
はじめに、食を通して直接体に入ってくる可能性がある有害なものを紹介します。
①農薬の問題を知る


農薬には健康面でのリスクと環境面でのリスクがあります。
農薬にはさまざまな種類がありますが、そのほとんどが化学的に合成されて作られたものです。
農作物に残留した農薬成分、いわゆる「残留農薬」には、発ガン性や化学物質過敏症・不妊症などを引き起こすリスクがあることが指摘されています。
農薬を使用するにあたっては「農薬取締法」という法律があり、これにより種類・使用量・取り扱い方法・散布回数などが厳密に決められています。
つまり、人体に影響があることが分かっているからこそ厳しく管理されているのです。
逆にいえば、どんなに安全性が認められていたとしても、その量や使い方を間違えれば農薬は危険なものになります。
過度に恐れる必要はありませんが、農薬の危険性も理解しておく必要があります。



農薬は決して「安全なもの」ではありません。
また、農薬を使用し続けることで環境を汚染するリスクもあります。
農薬を多く使い続けることで生態系を崩してしまう可能性があり、その影響は広く自然界に拡散されてゆきます。
つまり、環境問題にも繋がっているということです。
だからこそ、欧米をはじめ世界では有機栽培(オーガニック)の普及が進んでいるのですね。
なかには「無農薬の方が危険だ」とし、植物がもともと持っている天然農薬成分の有害性を指摘している人もいます。
それも間違いではないでしょうが、化学農薬の毒性は無視できるものではありません。
この「農薬vs無農薬」の議論は立場によって見方が違うので、今後も議論が続いていくのでしょう。
いずれにしても、農薬にはリスクがあることを知っておく必要があります。
▼詳しくはこちら
ちなみに、ここ日本は農薬使用量が世界でもトップレベルに多い国だということを知っていましたか?
調べ方にもよるので一概にはいえませんが、「農薬が少ない国」ではないのは確かです。



そう考えると「国産」が安全とは言い切れません。
だからといって外国産の野菜がいいか、というと、それはまた別の話。
消費者が変われば、生産者も変わり、そして国も変わります。
日本にも逆境ともいえる中、健康や環境を考えて安全な農作物を育ててくれている生産者がいます。
「買い物は投票」という言葉がありますが、消費者が安全性の高い農作物を選ぶことで、その生産者を応援することになり、それは環境を良くすることにも繋がってゆきます。



私が有機や無農薬をおすすめする理由がまさにこれです!
自分の健康も大切ですが、環境を守ることは次の世代に繋げてゆくべきことでもありますね。
▼日本の農薬事情について
▼化学肥料について
②食品添加物の問題を知る


食品添加物は、その文字どおり「食品を製造する際に添加する物質」のことで、色付け・味付け・香り付けなど、主に食品の加工や保存の目的で使われています。
「体に悪いもの」の代表のように言われていますが、誤解のないようにいっておきますと使用するメリットがちゃんとあります。
実際に、私たちの生活は食品添加物の恩恵を受けている部分が多くあるのが現実です。



災害にあったときに、コンビニのおにぎりやお弁当には助かりました。
しかし、その安全性を考えたとき、気をつけなければならない点もまた多くあります。
まず、知っておくべきなのは食品添加物の種類です。
食品添加物には大きく分けて4種類あります↓
- 一般飲食添加物(約100品目)
- 天然香料(約600品目)
- 既存添加物(365品目)
- 指定添加物(464品目)
※2020年1月時点での認可数
このうち、「指定添加物」が石油製品などを原料として化学合成されたものです。(一部、天然由来のものもあります)
化学合成された食品添加物は、天然のものと違って体内に入るとうまく排出できず蓄積されてしまうために問題視されています。
体の中に蓄積された化学物質は、血液を汚し、アレルギーやガンなど生活習慣病の原因となる可能性があることが指摘されています。
ちなみに、1980年代の日本の「指定添加物」認可数はまだ300品目ほどでした。
つまり、この40年で約1.5倍に増えていることになります。
海外の先進国は、環境や健康の問題に向き合って「食の安全」を見直しています。
その一方で、認可数が増えている日本はまるで世界の動きと逆行しているようです。
▼添加物の基礎を解説
そして、もうひとつ知っておいていただきたいことが「複合摂取」の危険性です。
添加物は安全性が認められているために使用が許可されています。
しかし、最もリスクが高まるのは危険性のある食品添加物を複数摂取した場合です。
厚生労働省や食品添加物開発の関係者は「安全性が認められているものだけを使用しているから心配ない」としていますが、一度に複数の食品添加物を摂取した場合の危険性は調べることができません。



加工食品には複数の添加物が入っていますよね。
日本では国民1人当たりが1日に60~80品目、重さでいうと約10gも合成の食品添加物を体内に入れているといわれています。
この計算でいうと、80歳までに320㎏も体内に入れることになります。
これだけの量を体内に入れているわけですから、現代社会で増え続けている慢性的な病気と無関係とはいえません。
▼危険性の高い食品添加物10種類


③化学調味料の問題を知る


化学調味料も食の問題からは外せない存在です。
化学調味料は「うま味」の成分を人工的に精製した調味料のことで、その安全性に関しては現在も議論が続いています。(現在は「うま味調味料」と呼ばれています)
主成分はグルタミン酸ナトリウム(MSG)。
加工食品で使われる場合、原材料欄に「調味料(アミノ酸等)」と表示され、それ以外の目的(栄養目的)では「グルタミン酸Na」などと表記されます。
原料は主にサトウキビで、現在は微生物の力を借りる「発酵法」で作られています。
化学調味料が危険だとされた理由は主に次の4つです↓
- 以前は原料からうま味を抽出するのに塩酸を使っていた
- 原料が石油だった時代もある
- 化学調味料を大量に摂取すると「中華料理症候群」を引き起こすと考えられていた(※)
- 化学調味料を摂り過ぎることによって味覚飽和になる
※中華料理店で食事をした人たちの一部に、頭痛、歯痛、体の痺れ、動悸などさまざまな症状が発症したことから名付けられました。1968年、世界的に権威ある医学誌ランセットで取り上げられ、その原因のひとつとして化学調味料を大量に使用していたことが挙げられました。しかし、その後の調査で化学調味料が原因であるという明確な根拠はないとされています。
化学調味料については現在もその議論が続いていて、現時点ではその危険性は「グレー」と言わざるを得ません。



ちなみに、我が家では使わないようにしています。
その理由は「体への安全性が絶対ではないから」という理由だけではなく、「料理の味が決まってしまうから」です。
化学調味料を入れると、同じような味になってしまうんですよね。
個人的には、食材にこだわり、調味料にこだわるなら化学調味料は必要ないと思います。
▼詳しくはこちら
※その他の問題


まずは上記3つの問題を知るだけでも「食の安全」について考えるきっかけになると思います。
ですが、この他にも食に関する問題は多くあります。
さらに詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください↓



食の問題についてよく分かる本を厳選しました!
STEP2 食の内容を考える


食に関するさまざまな問題を知った上で、次は「どんな食が良いのか」を考えてゆきます。
世の中には、たくさんの健康情報・健康法がありますよね。



だまされないか、ちょっと心配、、、
安心してください。
おそらく、そのほとんどが実際に健康に良いものです。
なかには詐欺のようなものもあると思いますが、ある程度世に広まっているものは、実際に効果を体験している人がいるのも事実です。
ただし、それが自分の体に合うかどうかは別です。
だから、自分で正解を見つけてゆくのが体質改善で大事なことです。
かくゆう私もたくさんの健康法をかじりました(笑)
その中で1番しっくりきたというか、自分の胸に収まった、肚に落ちたのが「食養」です。
「食養」とは食養生
食事で体を健康にすること
日本ではじめて食養を広めたとされる明治時代の医師・石塚左玄は、食養という言葉の意味には「養生」だけでなく、「修養」も込められていると述べています。
食養とは、食を通して生き方を学ぶこと。
深いですね。
私の場合は、その実践によって体質を改善することが出来ましたし、それは多くの日本人に当てはまる食事内容だと思います。
食養は日本人が長年積み上げてきた、日本の風土に合った、日本人のための食の学びです。
ただし、何度も言うように人それぞれ体質や環境が違います。



正解は自分で導き出すべきもの。
ここでは食養の考え方をベースとした上で、日常的に摂ることの多い食べ物の内容を見直してゆきます。
ぜひ参考にしてください。
④主食はお米がいい


食事の内容を考える上で1番はじめに見直すべきは「主食」です。
2018年に株式会社マイナビが行った「朝ご飯では何を食べることが多いか」というアンケートでは、パンを食べている人が1番多くいました。(対象:マイナビニュースの会員男女1,005名、複数回答可)
1位「パン類」 62.2%
2位「和食(ご飯、味噌汁など)」 48.3%
3位「フルーツ」 17.5%
4位「シリアル」 15.7%
5位「その他」 7.5%
6位「麺類」 6.4%
7位「お菓子類」 4.0%
引用:マイナビニュース
一昔前まで、日本人の朝食といえば主食はご飯が当たり前でしたが、現代ではパンを主食にしている人の方が多くいるんですね。
決して「パンが悪い」と言うわけではありませんが、日本人の体質、健康を考えた上ではご飯がおすすめです。
- パンには色々な添加物が使われている
- パンはGI値が高い(血糖値が上がりやすい)
- 小麦に含まれるグルテンは摂り過ぎると体によくない
- ご飯の方がよく噛む→噛むメリットは多い
- ご飯のお供はお味噌汁やお漬物など栄養が優れている
▼詳しく知りたい人はこちら
また、ご飯を主食にする上で、もうひとつ考えてほしいのがお米の種類です。
可能であれば白米ではなく、玄米か胚芽米など、なるべく栄養を削っていないものをおすすめします。
白米は玄米を精米したもので、糠と胚芽が取り除かれて胚乳だけになった状態だからです。


この「糠と胚芽があるかないか」で、栄養成分に大きな違いをつくります。
以下は100gあたりの玄米と白米の栄養成分です↓
玄米 | 白米 | |
---|---|---|
カロリー | 350kcal | 356kcal |
タンパク質 | 6.8g | 6.1g |
脂質 | 2.7g | 0.9g |
炭水化物 | 73.8g | 77.1g |
カリウム | 230㎎ | 88㎎ |
カルシウム | 9㎎ | 5㎎ |
マグネシウム | 110㎎ | 23㎎ |
鉄 | 2.1㎎ | 0.8㎎ |
リン | 290㎎ | 94㎎ |
ビタミンE | 0.3㎎ | 0.2㎎ |
ビタミンB1 | 0.41㎎ | 0.08㎎ |
ビタミンB2 | 0.04㎎ | 0.02㎎ |
ビタミンB6 | 0.45㎎ | 0.12㎎ |
葉酸 | 27㎍ | 12㎍ |
食物繊維 | 3.0g | 0.5g |
数字を見て分かるようにカロリーはほとんど変わりませんが、ビタミンB群やミネラル・食物繊維に大きな差がありますよね。
総合的な栄養で考えると玄米の方が優れているのは一目瞭然です。
私も実際に毎日玄米を食べているのですが、そのメリットを強く感じています。



玄米を主食におすすめする理由は主にこの3つ!
- 玄米には生命が宿っている
- 玄米なら噛む回数が増える
- 玄米は「一汁一菜」に適している
もちろん、玄米にもデメリットはあります。
しかし、そのデメリットを超えるメリットがありますので、ぜひ玄米の内容についても知ってほしいです。
玄米が苦手な人は胚芽米にしたり、白米に雑穀を混ぜて炊いたり、と工夫してみてください。
その辺のところをより詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ↓


⑤ご飯のお供はお味噌汁


主食をお米にしたら、その相方はやっぱりお味噌汁です。
健康のための食事は「一汁一菜」でじゅうぶん、という意見もありますね。
それはご飯とお味噌汁という組み合わせが、私たち日本人にとって理想的な栄養バランスになっているからです。
日本人にとってこの組み合わせが1番ポピュラーな食事ですが、前述したように現代では「パンと牛乳」に押され気味です(笑)
ここで改めてお伝えしたいのが、日本人にとってお味噌汁がいかに大切なものか、ということです。
ここ日本には味噌にまつわる諺(ことわざ)がたくさんあります。
「味噌は医者いらず」
「味噌汁は朝の毒消し」
「味噌汁一杯三里の力」
「味噌で飲む一杯、酒に毒はなし」
「医者の金を払うよりも、みそ屋に払え」
いずれも味噌の効能を謳った内容です。
あの徳川家康も「太平の世を築くには健康で長生きしなければならない」と言って、毎日お味噌汁を飲んでいたといいますね。
日本では古くから味噌の効能が知られていて、毎日お味噌汁を飲む習慣がありました。
それが日本人の健康を守ってきたことを多くの先人が語っています。
長崎の英雄といわれた秋月辰一郎医師もその一人です↓
その答え合わせをするかのように、現代では味噌についてのさまざまな研究が行われ、その効能に世界中が注目しています。
▼味噌の効能について
⑥合言葉は「まごわやさしい」


食事の献立を考えるのに、覚えておくといいのが和食の合言葉「まごわやさしい」です。
この言葉は、食品研究家で医学博士の吉村裕之氏が、バランスの良い食事を覚えるために提唱しました。
「この7種類の食材を毎日摂れれば、健康が保てる」という内容です。
和食の中でも特に健康効果の高い重要な食材を覚えやすいように、その頭文字を語呂合わせでつくった合言葉です。



「孫は優しい」
覚えやすいですよね。
「ま」・・・豆
「ご」・・・胡麻
「わ」・・・わかめ
「や」・・・野菜
「さ」・・・魚
「し」・・・椎茸
「い」・・・芋
実は、この8つの食材を毎日摂ることは決して難しくありません。
「ご飯+具沢山のお味噌汁」で完結しちゃいます!
- 玄米を大豆(ま)と一緒に炊いて、胡麻(ご)とちりめん(さ)をふりかける。
- わかめ(わ)や根菜(や)、椎茸(し)、さつま芋(い)などを入れた具沢山のお味噌汁(こ)をつくる。
※玄米にこだわらなくてもいいです。「納豆ごはん」でもいいですね。
以前、厚生労働省が提唱していた「32品目以上食べてください」に比べれば、はるかに簡単な内容だと思いませんか。
毎日の健康づくりに、「まごわやさしい」食事を実践してみましょう。
▼詳しくはこちら
⑦調味料にこだわる


調味料はとても重要です。
体にいい安全でおいしい食事をするのであれば、まずは調味料を見直すのがおすすめです。
調味料といってもたくさんありますが、はじめに基本である「料理のさしすせそ」を体にいいものに揃えましょう。
そのために知っておいてほしいことを記事にまとめましたのでぜひ読んでもらいたいのですが、ここではポイントだけ完結に記しておきます。
調味料 | 選ぶポイント |
---|---|
砂糖 | 白砂糖(上白糖、グラニュー糖)は選ばない 黒糖、きび砂糖がおすすめ 三温糖は精製された砂糖 |
塩 | 精製塩ではなく、天然塩を選ぶ 岩塩より海塩の方がミネラルが多め |
お酢 | 醸造酢を選ぶ 静置発酵法のものを選ぶ 有機原料が良い |
醤油 | 原料が「大豆、小麦、塩」のみの醤油を選ぶ 原料は国産100%のものが良い 大豆は脱脂加工大豆ではないもの 塩は天然塩がいい 天然醸造、木桶仕込みが昔ながらの醤油 |
味噌 | 無添加の味噌を選ぶ 国産原料100%のもの 可能なら手作りがいい |



詳しく知りたい人は下の記事を読んでみてください!
▼おすすめ調味料も紹介しています


ちなみに油選びも重要です。
油には沢山の種類があるので、どれを選んだらいいか悩む人も多いですよね。



「オメガ3がいい」とか「オリーブオイルが体にいい」とか色々な意見があって悩みます、、、
しかし、それ以前に大切なのが「搾り方」です。
現在は薬品を使用して油を抽出するのが一般的ですが、体にいい油の選び方として昔ながらの「圧搾法」をおすすめします。
油を選ぶときは、種類以前に「搾り方」をチェックしてみてください。
▼油について
⑧野菜の選び方


「野菜の選び方」と聞いて、多くの人が考えるのは新鮮な野菜の見分け方です。
しかし、ここでお伝えしたいのは野菜が本来持っている力(健康効果)がしっかりと得られること、それが選ぶ上で本当に大切だということです。
- 「旬」のものを選ぶ
- 「身土不二」の法則を知る
- 「一物全体食」を意識する
- 「安全性」を重視する
第一に、旬の時期がその野菜の最も栄養価の高いときで、それを食べることによってその時の私たちの体に最も適した健康効果が得られることを知っておきましょう。
現代はビニールハウスや科学技術の発展により、1年中同じ野菜が食べれるようになりました。
しかし、旬を外した野菜を摂り続けていると、かえって体のバランスを崩してしまう可能性があります。
春には春野菜、夏には夏野菜、秋には秋野菜、冬には冬野菜を食べることで、体はその季節を過ごすためのちょうどよい状態を保つことができます。


第二に「身土不二」という法則があることをお伝えします。
身土不二はもともと仏教用語で、直訳すると「身体と土地(環境)は切り離せない」という意味です。
簡単に言うと「その土地で暮らす人は、その土地に実ったものを食べることで健康を保つことができる」という考え方です。
ちなみに、よく聞く「地産地消」とは少し意味が違うんですよね。
そして第三に「一物全体食」という考え方。
「命をまるごといただく」という食養の考え方です。
分かりやすく言うと、お米なら玄米、小麦なら全粒粉、魚なら丸ごと食べることができる小魚(煮干しやしらす・イワシなど)をおすすめします。
野菜の場合は根から葉まで、皮もすべて食べる。
よく「皮と実の間に栄養がいっぱい詰まっている」といいますよね。
大根なんかでも、普段は捨ててしまいがちな葉っぱの方に栄養が多く含まれていることが分かっています。
まるごと食べることで本来の健康効果を得ることができるということなんです。
そして第四に「その野菜は安全か」ということ。
どんなに栄養が優れた野菜でも、残留農薬が多かったり、その種に問題があれば、逆に体調を悪くしてしまう可能性があります。



ある意味、現代ではここが1番の課題です。
現代農業では当たり前となっている化学農薬や化学肥料は、環境や人体に大きな影響を与えることが分かっています。
ここで説明した「4つの選び方」を踏まえた上で、新鮮な野菜を選ぶようにするのがいいですね。
▼さらに詳しく解説しています


⑨お魚を選ぶポイント


はじめにお伝えしておくと、現代で安全なお魚を選ぶのは非常に難しいです。
これはすべての食材でもいえることですが、完璧を求めず、その上で何を優先するのかをそれぞれで考えてほしいと思います。
お魚を選ぶ上で悩むのは、主にこの3つかと思います↓
- 「国産」か「外国産」か
- 「天然」か「養殖」か
- 「回遊魚」か「近海魚」か
魚は種類も豊富ですので、それぞれの種類によって安全性が異なります。
ここでは一般に指摘される問題点から、最適な選び方を考えてゆきます。
「国産」か「外国産」か
まず、他の食材と同じように「国産」か「外国産」かどちらを選べばいいのか悩む方がいると思います。
安全性を考えたとき、どちらがより優れているかというのは明確には言い切れません。
それに、産地に関してはとても複雑な話になってきます。
養殖魚であれば場所を特定できますが、海はつながっていますよね。
遠洋の場合は場所が特定できないので、基本的には水域を原産地として表示しています。
ただし、遠洋漁業の場合は色々な水域で魚を獲って返ってくるので、どの魚がどの水域で獲れたかが分からなくなります。
その場合は水揚げした港の名前か、その港がある地域名を表示するとのこと。


つまり、同じ魚でも北太平洋産とか三崎港産とか別々の表記になる可能性があるということです。
対して、外国から輸入した魚は原産国の名前だけでいい。
何が言いたいのかといいますと、産地だけでは安全性は測れないということです。
「天然」か「養殖」か
天然か養殖かでいうと、やはり天然魚の方がイメージがいいですね。
養殖魚は、狭いいけすの中で大量の魚を飼うため、病気発生を防ぐために抗菌剤が使われることが多く、その残留の心配があります。
また、エサには本来魚が食べることのない調整された飼料が使われることがあり、その内容を不安視する人もいます。


しかし、だからといって天然魚が安全かというとそうではなく、工場の排水や現在問題となっている放射性物質による汚染を考えると、養殖魚のほうが安全とする声もあります。
「回遊魚」か「近海魚」か
前述したように、天然といっても湾内や沿岸でとれる近海魚は、工場の廃水や農薬、またダイオキシンなどの環境ホルモンで汚染されている可能性があります。
それに対して回遊魚は、群れをつくって季節ごとに移動する魚。
同じ場所に留まることがない分、心配される化学物質に汚染されることがあまりないともいえます。





結局、安全なお魚はどうやって選べばいいの、、、
何を優先するかによって答えは変わってきますが、一つの選択肢としてお伝えできるのは「旬の天然魚」を選ぶこと。
総合的に考えると、旬の魚を食べることが1番体にいいです。
もちろん安全性を徹底している養殖魚もありますので、一概にはいえませんが。



でも、水銀が多いっていうのも聞いたことがあるけど、、、
そう。
もう1つ知っておいてもらいたいのが水銀の問題。
特にマグロやカジキ、クジラなどの大型魚には人体にとって有害なメチル水銀が多く含まれている可能性があります。
アメリカでは食品医薬品局(FDA)により、マグロは水銀の含有量が多い魚とされ、妊婦や幼児に食べさせないように警告しています。
また、身近な食品であるツナ缶に対しても「妊婦にはなるべく食べさせないように」指示する医師が多いとのことです。


アメリカでは魚介類から人が取り込む水銀の約40パーセントがマグロが原因といわれ、特にツナ缶の消費量が多いことが指摘されています。
▼ツナ缶について
こうしたことから考えますと、常食するならイワシなどの「天然の小魚」を選ぶのがもっとも良いといえます。



「まごわやさしい」でも小魚を挙げていましたね!
⑩お肉を選ぶポイント


お肉を選ぶときのポイントはこの3つ。
- 動物にやさしい飼育環境であるか
- 飼料に残留農薬や遺伝子組み換え飼料、肉骨粉が使われていないか
- 成長ホルモン、抗生物質を使用せずに飼育しているか



「アニマルウェルフェア」の観点を持って選びます。
アニマルウェルフェア(Animal Welfare・家畜福祉)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な暮らしができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。
引用元:一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会
アニマルウェルフェアは、1964年に出版されたイギリスの活動家ルース・ハリソンの著書『アニマル・マシーン』がきっかけで世に広まったとされています。
この本がベストセラーとなったことで工業的な畜産の現状が一般市民に知れ渡り、「家畜に必要以上の苦痛を与えないように配慮すべき」という声が高まりました。
それを受けたイギリス政府は「すべての家畜に、立つ、寝る、向きを変える、身繕いする、手足を伸ばす自由を」という基準を提唱し、それが今日のアニマルウェルフェアの基本原則「5つの自由」に繋がっています。
- 飢えと渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み、怪我、病気からの自由
- 正常な行動を発現する自由
- 恐怖と苦悩からの自由
現在、ヨーロッパを中心にアニマルウェルフェアの考えは世界に広がり、家畜だけでなく、ペットや実験動物など、あらゆる動物に対して動物福祉政策の基準となっています。
しかし、ここ日本では取り組みが遅れていて、いまだ国民の9割がこの言葉すら知らないのが現状です。
食は「命をいただく」もの。
そして、「買い物は投票」です。
お肉に関しても消費者一人ひとりが考えてゆかなければなりません。
ここでは前述した「3つのポイント」を基本にした上で、鶏肉・豚肉・牛肉の具体的な選び方をお伝えします。
鶏肉
現在、国内で流通している鶏肉の9割が「ブロイラー」です。
ブロイラーとは、品種改良された鶏のことで、通常なら100日以上かけて大人になる鶏を約50日で成長させます。


生産性を重視するブロイラー養鶏は、鶏に大きな苦痛をもたらします。
鶏肉を選ぶときは、平飼いで飼育期間が長い「地鶏」がおすすめです。
豚肉
輸入豚肉よりも国産豚肉の方が生産現場の情報が多いので安全性が高いと思われています。
しかし、 ここ日本では「妊娠ストール」使用率が90%を超えています。
妊娠ストールとは、母豚たちの受胎・流産の確認や給餌管理がしやすいという理由で用いられる狭い檻で、一頭一頭が別々に閉じ込められて、方向転換すらできない狭い環境です。


狭い檻の中での強制飼育は豚に大きな苦痛をもたらします。
世界的に廃止の動きが進んでいますが、まだまだ消費者の認知は広まっていないのが現状です。
豚肉を選ぶときは管理状態が良い「黒豚」か「放牧豚」をおすすめします。
牛肉
外国産牛肉は成長ホルモンや抗生物質の不安が大きいです。
しかし、外国産であっても日本での飼育期間が最も長い場合は「国産牛」という表記ができます。
「和牛」と表記されたものが、本当に日本で管理されて飼育されたものです。
ただし、一般に人気がある「霜降り和牛」は、その背景に牛の健康を害する飼育環境があります。


牛肉を選ぶときは「国産牛」ではなく「和牛」がおすすめです。
外国産なら牧草飼育の「グラスフェッドビーフ」を優先します。
ただし、グラスフェッドであっても、成長ホルモン剤の有無は関係ありません。
正直なところ、何を優先するかは人それぞれです。
個体識別番号を見ればどこで生まれ育ったかが分かりますが、畜産農家の考え方が選ぶ上で最も重要かと思います。
⑪卵は有精卵を選ぶべき


卵は平飼いの有精卵をおすすめします。
おいしさや体にいいという理由だけでなく、「命をいただく」という観点からです。
国際鶏卵委員会の発表によると、ここ日本はメキシコに次いで世界で2番目に卵を消費している国で、2018年の年間消費量は1人当たり337個でした。



平均して1日1個は食べていることになりますね。
そんな卵にも問題点はあります。
それは鶏の飼育環境です。
現在、日本で販売されている無精卵のほとんど(90%以上)がケージ飼いの卵です。
「バタリーケージ」という狭い金網のケージに閉じ込められて飼育されている鶏は、計り知れないストレスを抱えています。


世界ではアニマルウェルフェア(動物福祉)の取り組みから「ケージフリー」活動が少しずつ広まっていますが、日本ではまだまだこうした実情が知られていないのが現状です。
もちろん、平飼いにもデメリットはありますし、ケージ飼いにもメリットがあります。
ただし、消費者が知らないということが1番の問題なんです。
私たちが日々食べているものがどうやって出来ているのか。
多くの方に知ってもらいたいことです。
▼より詳しく知りたい人はこちら
⑫牛乳は体に良くない


個人的に「牛乳は嗜好品として飲む」程度がいいと考えています。
毎日健康のために大量に飲むのはおすすめしません。
ほとんどの日本人にとって、牛乳は学校給食から馴染みのある飲み物です。



牛乳を飲めば背が伸びる!



牛乳を飲めば骨が丈夫になる!
そんな感じで、健康に良いイメージを強く持つ牛乳は、子どもから大人まで多くの人に親しまれていますよね。
実に、日本人の3人に1人は毎日牛乳を飲んでいるといわれています。
そんな牛乳も、卵やお肉と同じように牛の飼育環境に問題があります。
詳しくは下の記事を読んでもらいたいのですが、牛の健康も考えた飼育をしている「品質の良い牛乳」を選ぶことは、劣悪な環境で飼育されている牛を減らすことに繋がります。


安全でおいしい牛乳を選ぶポイントはこちら↓
- 放牧飼育
- ジャージー牛
- ノンホモジナイズ
- 低温殺菌
- 有機JAS認定
また、牛乳と比較するものでもないのですが、日本には「お茶」という優れた飲み物があります。
これを機にお茶の魅力を再確認してもらえれば嬉しいです。
※電子レンジは使わない


調理法についても色々お伝えしたいことはありますが、ここでは1つだけ。
電子レンジはおすすめしません。



電子レンジがなかったら食事ができないよ、、、
という人もいるかもしれませんが、この記事を読み進めている人は「食の安全」を考えて、食事改善したい人のはず。
それなら、電子レンジの問題点も知っておくべきです。
電子レンジには料理が時短できるというメリットがありますが、体や食品へのデメリットもあります。
- 電子レンジは他の家電製品と比べて電磁波が強い
- 電磁波は小児白血病やガンなどの発症リスクを増加させる可能性がある
- 電磁波過敏症で苦しんでいる人が増えている
- 電子レンジで調理すると食品の栄養が損なわれてしまう
- 電子レンジの加熱方法では食品本来の分子構造が壊れてしまう
電子レンジを使うのは自由ですが、あなたがもし「食の安全」を考えるなら知っておいてほしい内容です。
▼詳しくはこちらの記事を読んでください


まだまだお伝えしたいことはたくさんあるんですが、とりあえずここまで知ることができれば食の内容はずいぶん変わるはずです。



食の内容を見直すのにおすすめの本を紹介します!
STEP3 食文化を学ぶ


食の問題を知り、食の内容を見直した上で、今一度考えなければならないことがあります。
それは、私たちが日本人であるということです。
身体にいい食べ物は世界中にあります。
しかし、日本人にとって1番体に合っているのは日本の伝統的な食事、つまり「和食」です。
和食は日本人の健康を守ってきた食事
そして、日本の伝統食文化には長い年月かけて紡がれてきた先人の知恵が詰まっています。
あまりにも身近にあるので感じにくいかもしれませんが、改めて日本の伝統食の素晴らしさを感じてもらいたいです。
⑬伝統食の価値を知る


日本の伝統食、その一つひとつには驚くほどの健康効果があります。
その生まれた背景を知ると、日本の気候風土に見事にマッチしていることが分かります。



「理にかなっている」と思えることが多いです!
そのすべてを紹介することはできませんが、その中でも特に身近な5つの食品をピックアップしました。
気になる食べものがありましたら、ぜひ記事を読んでみてください。










⑭行事食に込められた意味を知る


日本には節分や七夕など、いくつもの伝統行事がありますよね。
そこには必ず「行事食」というものがあるんです。
その時期にその食べ物を食べること。
そこには先人の願いが込められています。



本当、深いです。
ここでは代表的な日本の行事食について紹介します。
リンクを押せば詳細記事に飛びますので、行事の前にはぜひ読んでみてください↓
▼日本の食文化について学べる本
STEP4 安全な食品を手に入れる


では、安全で体に良い食品をどのようにして手に入れるのか。
「ぜひ、私のお店を利用してください!」
と言いたいところですが、現状、インターネットでの販売をしておりません、、、
ということで、結論を先にいいますと現代では食在宅配サービスを利用するのがおすすめです。
⑮食材宅配サービスを活用する


一般のスーパーでは、その食品が本当に安全で体に良いものかどうかを見極めるのは難しいですよね。



無添加の食品なんてほとんどないよ、、、
自然食品店やオーガニックスーパーが近くにある人はいいですが、すべての人がそういう環境にいるわけではありません。
食材宅配なら
安全な食品が自宅に届く
どこに住んでいても品質の良い食品が届くのは、安全な食品を求めている人にとってはこれ以上ないサービスです。


もちろん、食材宅配にもデメリットはあります。
サービスによってさまざまですが、共通して言えることは一般スーパーと比べて価格が高めだということ。
しかし、食品の安全性や品質、そして体への健康効果を考えると、むしろお得な内容ともいえます。



いわば、健康投資ですね!
とはいえ、食費にばかりお金をかけるのも現実的ではありません。
食材すべてを食材宅配サービスでまかなうのではなく、「野菜にはこだわる」「調味料は安全なもので揃える」など、ある程度利用すべきものを決めておくのがおすすめです。
ちなみに、我が家はこんな感じで食材を手に入れています↓
- 野菜は主に坂ノ途中の定期宅配を利用&ときどき調味料を注文
- その他、食材のほとんどは自然食品店で購入
- ちょっと足りないものがあればスーパーでお買物(なるべく良いものを見極めています)


食材宅配のメリットとデメリットを挙げるとこんな感じです↓
▼詳しくはこちら
安全な食品を選ぶことは自分や家族の健康を守るだけでなく、その生産者を応援することにもなります。
逆境ともいえる中、志を持って頑張っている生産者を応援すること、それは環境を守ることにも繋がるんです。
安全な食品を選ぶことは
環境を守ることにも繋がっている
もちろん、すべての食材宅配サービスが良いとは言い切れません。
数ある食材宅配サービスの中で、安全な食品を求めている人に特におすすめなのがこの3つです。
私もこれまでに10社以上試してきましたが、利用する上で1番大切なのはやはり「相性」です。
はじめから自分にぴったりのサービスを選ぶのは難しいです。



ですから、まずは気軽にお試ししてみましょう!
食材宅配サービスのほとんどに「お試しセット」や「送料無料」などの初回限定サービスがありますので、チェックしてみてください。
\ 詳しく知りたい人はこちら /
「おすすめ食材リスト」をつくりました!
「もっと具体的に、おすすめの商品が知りたい」というご要望にお応えして、自然食品歴10年以上の私が本当におすすめの食品を厳選して紹介します。
こちらもぜひ参考にしてください↓


⑯自然食を使って料理する


安全な食材を手に入れたら、それだけで毎日の食事がおいしくなります。
でも、せっかくなら身体が喜ぶ「自然食レシピ」も覚えておきましょう。
といっても、ハードルを高く感じる必要はありません。
なぜなら、自然食レシピは素材を生かしたシンプルな調理。
そして、日本の伝統食のやさしいおいしさが味わえます。
素材がいいと、手の凝ったことをしなくてもおいしく食べられます
そして、食材の持つ力が身体を整えて元気にしてくれます
私も料理経験ゼロでしたが、そんな自分でも簡単につくれました↓


※更にたくさんのレシピが知りたいという人はこちらもチェックしてみてください↓


STEP5 食を通して生き方を見直す


食の問題を知り、食の内容を見直し、日本人にとって大切な伝統食文化を学ぶ。
そして、安全な食品を選び、毎日の食を改善してゆく。
食を正して、体質が改善されると、自然と心も澄んできます。
まるでスピリチュアルのようですが(笑)
人生に絶対はありませんが、心と体が健康な人は幸せに暮らせると思います。
もちろん、生きていくためには仕事もお金も大切ですよね。
ですが、こんな言葉があります↓
健康がすべてではないが
健康を失うとすべてを失う
これはアチーブメント株式会社・青木仁志氏の格言です。



まさに、その通り。
だから、何をするにしても健康が第一。
そして、健康のために毎日の食が大切であることは誰もが理解していることです。
食を知ることは、自然を知ること。
日光と空気と水と、それらの結晶が食べものなんです。
食を通して生き方を見直す
これは、食と向き合った多くの先人が語っていることです。
私たちよりもずっと前に健康と向き合った先人がいる。
そのおかげで今があるんです。
その考えに触れることは、きっと人生をより良いものにするための学びになるはずです。
⑰先人の考え方に触れる


健康への道筋は人それぞれです。
だから、自分で探し、選び、歩んでいかなければなりません。
その道中で、つまづいたり、疲れたり、迷ったりしたときに、道標となるのが「先人の言葉」です。
自分よりも先に、健康を目指して歩いた人の言葉は、道を歩んでゆく中で大きな力となります。
ここでは、私自身が体質改善に取り組み、200冊以上の本を読んで学び得た知識の中から、体と心を変える原動力となった先人の言葉を厳選して9つ紹介します。
私には人を変える力がなくても、先人の言葉には人生を変える力があります。



先人の言葉を知ることは、とっても価値があります!
私が学んできた「先人の考え」をまとめました。興味がある方はぜひ読んでみてください↓
▼食と向き合った先人の考えに触れることができます
※食の資格


食の資格にも色々ありますが、民間資格でありながら人気・知名度が高いのが野菜ソムリエです。
野菜が好きな人、料理が好きな人、食に関する学びがしたい人におすすめの資格です。
はじめに言っておきますが、資格を仕事に活かせるかどうかは人それぞれですよ。
でも、野菜についての幅広い知識が得られるので、仕事だけでなく、毎日の食生活がより豊かになります。
民間資格の中では費用が高めですが、資格取得の満足度が高いのが人気のポイントでもあります。
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また、「食の安全」や「食材の選び方」について、もっと知識を深めたいという人におすすめなのが食育インストラクター講座です!
食品添加物や農薬の問題をはじめ、食についての幅広い知識が得られて、毎日の健康づくり、毎日の食生活にも生かすことができます。
資料請求は無料ですので、興味がある人はチェックしてみてください。
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最後に


この記事で紹介した「食事改善ロードマップ」は私自身が辿ってきた食事改善の道筋です。
繰り返しますが、人によって体質が違いますので、すべての人が健康的な体質へ改善できるかは分かりません。
正解は一つではないです。
望んでいるのは、このブログに訪れた人が「食と向き合う」こと。
あくまでも参考にしていただいて、自分に合った「ロードマップ」を作ってもらいたいと思います。
そして、食を通して健康を取り戻した人には、食の大切さを伝える役割があるのではないかと。
そんなこんなで、私もこうして発信をしているわけです。
自分の体験が誰かの役に立てれば、こんな嬉しいことはありませんよね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Twitterでも発信しています!
Twitterはまさに日々のアウトプットの場になっているので、完全に習慣になってしまいました(笑)
おかげさまで1万人以上の方にフォローしていただいています。



本当にありがとうございます!
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\ 食と健康について発信! /
noteをはじめました
2022年に入ってから、突然思い立ってnoteも書き始めました。
▼その内のいくつかを紹介






この「食の安全ノート」とは違って、日々過ごす中で思うことやこのブログでは書けないことなどを、自由に気儘に書いています。
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