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食品添加物とは?メリット・デメリットを解説【日本は食品添加物大国だった!?】

体に悪いもの。

その代表とされているのが「食品添加物」です。

しかし、その内容について、きちんと理解している人はどれだけいるのでしょうか。

この記事では、

  • 食品添加物とはどんなものか
  • 食品添加物のメリットとデメリット
  • 日本の食品添加物事情

について、詳しく解説します。

アルトム
自然食品店の店長。Webライター。日本の食文化、食養を学んでいます。このブログでは主に「食の安全」について情報を発信しています。

食品添加物については非常に多くの情報があり、そのすべてをお伝えするには正直ブログでは書き切れません。

この記事では、「食品添加物って何?どこが問題なの?」という疑問を持っている人のために、なるべく簡単に、食品添加物の基本的な部分を分かりやすく解説します。

はじめに「食の安全を考える人におすすめの食材宅配」について知りたい人はこちら≫

目次

食品添加物とは

食品添加物とは

食品添加物とは、食品を製造する際に添加する質」のことをいいます。

色付け、味付け、香り付けなど、主に、食品の加工保存の目的で使われています。

食品添加物には様々な種類がありますが、厚生労働省が次のように分類をしています。

  • 一般飲食添加物(約100品目)
  • 天然香料(約600品目)
  • 既存添加物(365品目)
  • 指定添加物(464品目)

※2020年1月時点での認可数

このうち、「一般飲食添加物」「天然香料」「既存添加物」は天然由来のものです。

それに対して、「指定添加物」は石油製品などを原料とした化学合成されたものです。(一部、天然由来のものもあります)

化学合成された食品添加物は、天然のものと違って、体に入るとうまく排出できず、それが体内に蓄積されてしまうため問題視されています。

体の中に蓄積された化学物質は、血液を汚したり、アレルギー発症の原因にもなるからです。

つまり、一般に「体に良くないもの」とされているのは、この「指定添加物」のことです。

食品添加物のメリット・デメリット

食品添加物にはメリット、そしてデメリットがあります。

順に解説してゆきます。

食品添加物のメリット

まずはじめに、メリットについてです。

主に4つのメリットが挙げられます。

食品添加物の主なメリット

  1. 食中毒を防止する
  2. 保存性が高まる
  3. 味、風味、見た目が良くなる
  4. 価格が安くなる

食中毒を防止する

食品添加物の1番のメリットは「食中毒の防止」です。

特に日本は、温暖多湿な気候でもあり、食中毒が発生しやすい地域といえます。

保存料殺菌剤酸化防止剤を使用することで、食品の腐敗や、食中毒の防止に役立っています。

実際に、1960年代の食中毒患者数は最大4万人いましたが、2010年代には約2万人まで減少しています。

これは、「冷蔵庫など衛生管理の技術が向上したから」とも言われますが、保存料などの食品添加物も大きな要因の一つとされています。

保存性が高まる

前述した保存料などを使用することにより、商品の保存性が高まります。

保存料を入れないと、商品が作られてから、お店に輸送される段階で腐る可能性があるからです。

また、お店に陳列されている間に商品がダメになってしまう場合もありますが、添加物を使用することによって、保存期間を延ばすことができ、それは、食品の廃棄ロスを減らすことにも繋がります。

ちなみに、地震や台風などの災害時は、このような保存料を使用した加工食品が被災地の現場では重宝されています。

味、風味、見た目が良くなる

着色料発色剤を使用することで、食品の色、見た目を調整しています。

見た目は、食欲の増進や食事の満足度を上げる効果もありますので、この点で大きな効果があるといえます。

日本では昔から天然の着色料や香料が使用されてきましたが、現在は化学合成されたものが広く使われています。

また、甘味料酸味料苦味料などで、様々な味を実現し、食を豊かにさせてくれる力が添加物にはあります。

価格が安くなる

自然のもの、天然のものは原材料が高く、商品の価格が高くなる傾向があります。

砂糖の代わりに人工甘味料を使用するなど、食品添加物を代用することで、価格が下げられます。

本物の調味料ではなく、合わせ調味料、化学調味料を使用することで、商品の価格は大きく違ってきます。

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食品添加物のデメリット

反対に、食品添加物のデメリットとされているのが、次の3つです。

食品添加物の主なデメリット

  1. 有害性
  2. 塩分・糖分・油分の過剰摂取
  3. 味覚障害の可能性

有害性

多くの人が心配しているように、食品添加物を摂取することで、体に有害があると考えられています。

しかし、実際には食品添加物は安全性が認められていて、その根拠となるデータはあまり出ていません。

ただし、食品添加物を複合摂取した際の体への影響は調べることができず、その点がガンや生活習慣病の要因の一つとされています。

食品添加物の有害性について詳しく知りたい方は、元食品添加物のトップセールスマンで講演家の安倍司さんが書かれたベストセラー『食品の裏側』をおすすめします。

こちらはマンガで、とても分かりやすい1冊です。

塩分・糖分・油分の過剰摂取

食品添加物によって、味や香り、品質が安定しますが、塩分や糖分、油分を過剰に摂取してしまう可能性があります。

どういうことかといいますと、「実際は使っているのだけれども、感じなくなる」からです。

例えば、缶コーヒーには多いもので角砂糖6個分の砂糖が使われています。

しかし、実際にはそんな甘さは感じませんよね。

食品添加物を使用することで、味、風味が調整されて、甘さをそこまで感じないのです。

ですが、体は大量に入ってきた糖分を処理するために、通常以上の負担が掛かっています。

味覚障害の可能性

私たちは、味をどのように感じているのかといいますと、舌の表面にある「味蕾(みらい)」という小さな器官で味をキャッチしています。

味蕾は甘味、酸味、苦味などを感じ、神経を介して、脳の味覚中枢へと情報が伝わってゆきます。

味覚障害は様々な要因が考えられますが、亜鉛不足によって味蕾の代謝が落ちることが指摘されています。

様々な研究によって、「加工食品に使われている食品添加物が亜鉛の吸収を阻害することがある」のが分かりました。

特に、味覚が育つ前の子供が加工食品ばかり食べていると、いつの間にか味覚音痴になり、それが原因で偏った食事をしてしまうことも危惧されています。

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日本は食品添加物大国だった!?

食の安全を考える上で、「食品添加物」の実情を見てみると、この日本には大きな問題があります。

それは、日本は食品添加物大国だということです。

日本と欧米諸国の合成食品添加物(指定添加物)の認可数を比較すると、日本の異常な多さに気付きます。※2019年時点

日本454品目
アメリカ133品目
ドイツ64品目
フランス32品目
イギリス21品目

実は、1980年代、日本の合成食品添加物の認可数は300品目ほどでした。

この40年で、約1.5倍に増えています。

前述した通り、確かに食品添加物のメリットは多いですが、複合摂取した際の危険性などを考慮して、欧米諸国は、認可数を減らす努力をしているともいわれています。

世界が環境問題・健康問題に向き合って、「食の安全」を見直している一方、日本は反対方向に進んでいる感じもしてしまいます。

この傾向は、農薬の使用に関しても同じことが言えます。

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まとめ

私たちが毎日手にする食品には、様々な食品添加物が使われています。

私たちの生活は、食品添加物のおかげで、助かっている部分も多いのが現実です。

しかし、安全性を考えた時、気をつけなければならない点もまた多くあります。

すべてを加工食品に頼るのではなく、また、特に危険性の高い添加物は避けるようにして、毎日の食を見直してゆくのが必要ではないかと思います。

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近くに自然食品の専門店があればいいですが、、、

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この記事を書いた人

ジャンクフード中毒から自然食品店の店長に。
無添加の食品に囲まれて生活しています。
人生において、食が最も大切であることに気付き、食養学、日本の食文化を勉強。
「食の安全」について情報を発信しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ショートニング、
    シリコン(揚げ物)
    ポリリン酸Na
    もまずいです。調べて欲しい。

    • コメントありがとうございます。

      ショートニング、シリコン、、、そうですね。
      無視できない内容ですね。

      情報ありがとうございます。

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