添加物はなるべく体に入れないほうがいいっていうけど、、、
それじゃあ食べるものがない、、、
こんな不安を解消するために、この記事を書きました!
- 食品添加物の中で特に危険性が高い10種類
- 具体的にどんな商品に使われているか
- 本当に気をつけなければならないこと
「体に悪いもの」の代表とされている食品添加物。
ですが、そのすべてが体に悪いというわけではありません。
私たちの生活は、確かに食品添加物の恩恵を受けている面があります。
しかし、やはり毒性が強いものは避けたいところ。
「食の安全」を考えるなら、この記事で紹介する10種類は覚えておくべきです。
あるとむ
自然食品店の店長。
食養アドバイザー。
食を見直して冷え・虚弱体質・ジャンクフード依存から脱却。
食養生、薬膳、東洋医学などを学び得た知識を活かし、食事改善の相談・サポートをしています。
2023年オンライン食養生講座スタート。
2024年初著書『食の選び方大全』出版(サンクチュアリ出版)。
食品添加物危険性ランキング10!
※この記事で紹介する「食品添加物危険性ランキング」は、あくまでも個人の見解によるものです。解説している「危険性」については、西岡一氏『食品添加物毒性テーブル』を参考にしています。
私たちの生活は、たしかに食品添加物の恩恵を受けて成り立っています。
食品添加物をすべて否定するのではなく、そのメリットとデメリット、どちらも理解しておく必要があります。
メリット | デメリット |
---|---|
食中毒を防止する 保存性が高まる 味・風味・見た目が良くなる 価格が安くなる | 有害性 塩分・糖分・油分の過剰摂取 味覚障害の可能性 |
▼詳しくはこちらの記事をどうぞ
現在、日本で認可されている食品添加物は大きく分けると4種類。
- 一般飲食添加物(約100品目)
- 天然香料(約600品目)
- 既存添加物(365品目)
- 指定添加物(464品目)
※2020年1月時点での認可数
このうち、「一般飲食添加物」「天然香料」「既存添加物」は天然添加物と位置づけられています。
対して、「指定添加物」は主に石油を原料として化学合成されたものもあるため、合成添加物と呼ばれることが多いです。
その中でも特に危険性が高くて、覚えておくべき添加物を10種類紹介します。
※各添加物の「危険性」については、西岡一氏『食品添加物毒性テーブル』を参考にしています
①亜硝酸ナトリウム
種別 | 発色剤 |
用途 | ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフ、いくら、たらこ、魚肉ソーセージ |
危険性 | 吐き気、嘔吐、下痢、チアノーゼ、血圧降下、血球崩壊、中枢神経麻痺。乳児は特に敏感。天然の2級アミンと反応し、発ガン物質ニトロソアミンを産生する。 |
亜硝酸ナトリウムは、発色剤として、ハムやソーセージ、いくらなどに使われます。
これを使うことで、お肉の色が黒ずむことなく、反対に鮮やかな明るい色を出し、見た目を良くします。
このもの自体の毒性も報告されていますが、注意すべきは「2級アミン」と反応することで、非常に強い発ガン物質「ニトロソアミン」を生んでしまうと指摘されていることです。
「2級アミン」とは肉や魚にもともと含まれている成分ですので、ハムやソーセージに亜硝酸ナトリウムを使うことで、簡単に発ガン物質が発生してしまうと考えられています。
②アスパルテーム
種別 | 甘味料 |
用途 | 清涼飲料水、調味料、お菓子、加工食品など |
危険性 | めまい、視力障害、皮膚障害、アルツハイマーを引き起こす可能性。ラットに経口投与して脳などに腫瘍、ウサギに経口投与して骨格異常の報告。妊婦は特に注意。 |
アスパルテームは、世界で最も使用されている人口甘味料。
1983年に発売されてから、なんと世界で1万品目以上の食品・飲料に使われています。
砂糖の200倍もの甘さがあり、「ノンカロリー」や「ノンシュガー」などの謳い文句で販売されている、いわゆるダイエット商品によく使用されていますね。
日本の厚生労働省は1日の許容摂取量を設置しており(約2g)、それ以上摂らなければ健康への悪影響はないとしています。
しかし、その安全性に関しては、今も世界中で論争が続いています。
2016年、イギリス・ヨーク大学の研究では「ダイエットに役立つとされているアスパルテーム(人工甘味料)が、肥満者に対しては血糖の処理能力に悪影響を与えるかもしれない」という内容が報告されました。(参考:https://www.eurekalert.org/news-releases/532149)
そして、肥満はやはり生活習慣病の要因となります。
食や医療の問題について指摘するインフルエンサー「うつみん」こと内海聡医師も、アスパルテームについて問題視していますね↓
アスパルテームのような人工甘味料は、体重を増加させる傾向があります。体重の増減にはカロリー摂取量以外にも要因があります。アスパルテームが体重を増加させる理由の一つは、フェニルアラニンとアスパラギン酸です。この2つのアミノ酸は、アスパルテームの 90%を占め、インスリンとレプチンというホルモンの放出を急速に促進することで知られています。これらのホルモンは、満腹感と脂肪の蓄積に複雑に絡んでいて、インスリンとレプチンは、新陳代謝を制御する主要なホルモンでもあります。つまり、砂糖からカロリーを摂らなかったとしても、アスパルテームによってインスリンやレプチンの値は上昇し、これは、肥満、糖尿病ほか、今日蔓延している多くの慢性病の要因となります。
引用元:『医者とおかんの「社会毒」研究』(内海聡・めんどぅーさ著)
また、アスパルテームには1つ興味深い話があります。
明確な根拠があるわけではありませんので、気になるようでしたら引用元のブログを読んでみてください↓
米国ノースイースタン・オハイオ医科大学のラルフ・G・ウォルトン博士(精神科医)がアスパルテームを巡る論文を検証しました。そのうち、アスパルテーム製造企業から研究費を提供された研究機関からの74論文すべてが、「アスパルテームは安全である」と結論しています。それに対し、製造企業から資金提を供受けていない独立研究機関からの90論文のうち83論文が、「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論しています。
引用元:「本当に危ない人工甘味料」(くにちか内科クリニック)
そして、2023年7月、WHO(世界保健機関)の専門機関IARC(国際がん研究機関)がアスパルテームを「発がん性の可能性がある」という見解を示しました。
このニュースは広く取り扱われて、多くの人に衝撃を与えました。
ただ、WHOは「摂取が自動的に健康への影響につながることを示すものではない」として、企業や消費者に冷静な対応を求めています。
また、IARCも「今回の発表は発がん性の可能性をより明確にするための研究者への呼びかけ」として、さらに研究が必要と述べています。
今後の動向が気になりますね。
③アセスルファムK
種別 | 甘味料 |
用途 | 清涼飲料水、お菓子、ノンアルコールドリンクなど |
危険性 | 吐き気、頭痛、うつ、記憶力低下。 |
アセスルファムKは、アスパルテームよりも安価であることから、多くの食品・飲料メーカーが採用している人工甘味料です。
以前は他の人工甘味料の補助的な位置づけでしたが、現在は単独でも使用されています。
アスパルテームと違うのは、完全に合成された甘味料であること。
摂取しても分解できず、吸収されることなく体外へ排出されることです。
そのため、厚生労働省もアセスルファムKに対して「発がん性や毒性はなく、カロリーがゼロなので血糖値やインスリン分泌に影響を与えない」としています。
しかし、アメリカの国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)の研究では、「妊娠・授乳中の母マウスに人工甘味料スクラロースとアセスルファムKを摂取させたところ、子マウスの代謝に対して悪影響を及ぼし、腸内細菌叢が変化した」と報告されています。(参考:Frontiers in Microbiology)
また、製造工程で発がん物質「塩化メチレン」を溶媒として使用していることも懸念されています。
「塩化メチレン」には、ガンや肝臓病・腎臓病などの症状を引き起こす危険性が報告されています。
④合成着色料
種別 | 着色料 |
用途 | お菓子、ジュース、練り製品など |
危険性 | 染色体異常、遺伝子損傷性、発ガン性などが報告されている。種類によっては、諸外国で禁止されている。 |
合成着色料はもともと染料として使われていたのですが、現在では化粧品、食品にも使われるようになりました。
以前はコールタールを原料としていたことから、「タール系色素」とも呼ばれます。
コールタールに強い発がん性が分かってからは、石油から作られるものが主流になっています。
赤色2号・3号・102号・106号・黄色4号・青色1号など種類もさまざまあり、その数字から分かるように、これまでに多くの着色料が開発されてきました。
これまでに危険性が分かったものは廃止されているのですが、海外では使われていなく、日本だけ使用している着色料もあります。
たとえば、日本の伝統食品たくあんに使われることが多い黄色4号は、アレルギーや精神不安定の原因となるとして、欧米では禁止されています。
2007年、英国食品基準庁は、食品添加物の広域スクリーニングでタートラジンを含む数種類の合成着色料と合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合に疫学的な相関が見られるため、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供はこれを含む合成着色料を避けたほうがいいと勧告し、2008年4月、英国食品基準庁(FSA)はADHDと関連の疑われるタール色素6種類について2009年末までにメーカーが自主規制するよう勧告した。
引用元:Wikipedia
※「タートラジン」とは黄色4号のことです
⑤安息香酸ナトリウム
種別 | 保存料 |
用途 | 栄養ドリンク、マーガリン、キャビアなど |
危険性 | 染色体異常、変異原性、じんましん。ラットでの実験で、過敏状態、尿失禁、痙攣。イヌで運動失調、てんかん様痙攣の報告。 |
安息香酸ナトリウムは、食品の腐敗を防ぐために使用される保存料です。
栄養ドリンクをはじめ、食品にも多く使われています。
食品安全委員会によると、その安全性は一定の評価をされています↓
安息香酸は、実験動物を用いた毒性試験の結果及びヒトを対象に行われた試験の結果を踏まえると、その毒性は強いとは言えず、比較的安全性の高い物質であると考えられる。
引用元:食品安全委員会
亜急性毒性試験、慢性毒性試験及び発がん性試験については、知見は限定されているが、高用量において体重減少や肝障害といった毒性影響がみられた。
しかし、安息香酸ナトリウムはビタミンCと一緒に摂取すると発ガン性のベンゼンが生成されることがあるといわれているんです。
実際に、イギリスではベンゼンの濃度が10ppbを超える製品を自主回収するように、政府が企業に要請をした事例があります。
⑥ソルビン酸カリウム
種別 | 保存料 |
用途 | ハム、ソーセージ、漬物、練り物、ワイン、チーズ、ジャムなど |
危険性 | 染色体異常、成長不順、腎臓肥大。亜硝酸と反応し発ガン物質に変わる。 |
食品の腐敗防止、カビの発生・増殖を抑えるために使われる保存料です。
かまぼこ・ちくわなどの練り製品に多く使われていますが、食品だけでなく、歯磨き粉やシャンプー・化粧品にも防腐剤として使用されています。
ソルビン酸カリウムは単体でも危険性があるといわれてきましたが、今日では厚生労働省はその安全性を評価しています。
しかし、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は、ソルビン酸が腸内細菌を減らしてしまうリスクがあることを指摘しています。(参考:http://www.cyclochem.com/cyclochembio/watch/watch_106.html)
腸内細菌は人の免疫に大きく関与しています。
ソルビン酸カリウムは間接的に人体に影響を及ぼす物質であることがいえます。
⑦OPP、TBZ
種別 | 防カビ剤 |
用途 | グレープフルーツ、レモン、オレンジ、バナナなど |
危険性 | 遺伝子損傷性、変異原性あり。ラットに成長抑制、腎臓に異常、膀胱ガンが発生。 |
OPP(オルトフェニルフェノール)とTBZ(チアベンダゾール)は、主に柑橘類の表皮に散布され、カビの発生・増殖を防ぐために用いられています。
実は、OPPもTBZも、日本で認可されている防カビ剤は、もともと農薬として使用されていたものです。
1970年代、OPPを使用した柑橘類の輸入を巡り、アメリカの強い要求に日本の厚生労働省が応じて、食品添加物に認可されたという経緯があります。
農薬はそのもの自体に毒性があり、直接的に口にすることは非常に危険です。
防カビ剤はいわゆる「ポストハーベスト農薬」(収穫後農薬)なので、果実の皮部分に付着しています。
ですので、果物の表面をよく水洗いして皮をむいて食べることが安全性を考える上で覚えておきたいポイントです。
▼ポストハーベスト農薬について詳しく書いています
⑧臭素酸カリウム
種別 | 小麦粉改良剤 |
用途 | パン、練り製品 |
危険性 | 下痢、嘔吐、中枢神経麻痺、血球崩壊。ウサギで強い急性毒性、遺伝子損傷。ラットで腎臓ガン。 |
臭素酸カリウムには発がん性があることが指摘され、EU諸国はじめ、いくつかの国で使用が禁止されています。
臭素酸カリウムを使用すると、パンの美味しさを左右するグルテンの構造が良くなり、柔らかくてしっとりとした食感のパンが出来上がります。
1953年に食品添加物として認可され、当時は多くのパン業者が使用していましたが、1970年代に発がん性を疑われてからはあまり使われなくなりました。
しかし、1982年に厚生労働省が「最終製品に残存してなければ使用してもよい」というルールを設けたことで、多くの業者が使用を再開しています。
その後、1992年にFAO/WHO合同食品添加物専門家会議で「小麦粉処理剤としての使用は適切ではない」との見解が示されて、また使用を中止する業者が増えました。
2003年、日本では「パンに0.5ppb未満の濃度であれば、臭素酸カリウムをパン製造に使ってよい」というルールができました。
実際に、臭素酸は水道水にも含まれ、その検出限界(10ppb)はパンの20倍です。
ただし、使用に対して二転三転している世界事情を考えますと、その安全性はグレーと言わざるを得ません。
現在も非常に厳しい基準で使用されていますが、このような経緯から、今も安全性に対しての議論は続いています。
⑨カラギーナン
種別 | 増粘多糖類 |
用途 | お菓子、ジャム、練り物、ソース、ドレッシングなど |
危険性 | 発ガンを促進する物質として指摘されている。潰瘍を起こす、催奇形性。 |
カラギーナンは、海藻の一種である紅藻類からアルカリ抽出により作られる増粘多糖類です。
天草から作られる寒天に似た物質で、とろみをつけたり、お菓子を固めたりするのに使われます。
食品に含まれる量では問題ないとされていますが、動物実験により、発ガンを促進する物質であることが指摘されています。
特に、妊婦や授乳期の女性は避けた方がよいといわれています。
また、血圧降下剤や抗凝結剤を服用している人は、薬の影響が強くなることも危険視されています。
⑩BHA
種別 | 酸化防止剤 |
用途 | 食用油脂、バター、マーガリン、お菓子など |
危険性 | 変異原性、染色体異常。ラットで発ガン性。マウスで歩行失調、消火器出血、潰瘍形成など報告されている。 |
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは、酸化防止剤として使われる食品添加物です。
その名の通り、食品の酸化を防ぐために用いられ、ドッグフードにも使われています。
BHAは発がん性だけでなく、アレルギー反応を引き起こす可能性があることが分かっていて、研究が続いています。
バターやマーガリンだけでなく、ポテトチップスやビール、化粧品にも使われています。
食品添加物で本当に恐いのは「複合摂取」
多くの人が心配しているように、合成の食品添加物を摂り続けることは、体調を崩すリスク、病気を引き起こすリスクがあると考えられます。
しかし、最もリスクが高まるのは、危険性のある食品添加物を複数摂取した場合です。
厚生労働省や食品添加物開発の関係者は、「安全性が認められているものだけを使用しているから心配ない」としていますが、一度に複数の食品添加物を摂取した場合の危険性は調べることができません。
日本では、国民1人当たりが1日に60~80品目、重さでいうと約10gも合成の食品添加物を体内に入れているといわれています。
この計算でいうと、80歳までに320㎏も体内に入れることになります。
これだけの量を体内に入れることは、現代社会で増え続けている慢性的な病気と無関係とはいえません。
加工食品の食べ合わせ、食品添加物の組み合わせによって。
また、水道水に残留する塩素や、野菜の残留農薬成分、調理器具から遊出する有害物質など、それらが「複合汚染」となり、単体で摂取する以上に危険性があることが指摘されています。
世界の食品添加物事情を見ていくと、先進国、特にここ日本は食品添加物が多く使われている国だといわれています。
ただし、「日本の食品添加物認可数は世界一」というのは間違いです。
たしかに日本は添加物を多く使っている国といえますが、世界でダントツに多いというわけではありません。
そもそも食品添加物は国によって定義や対象食品の範囲、使用可能量などが異なるので、認可数を単純に比較することはできないんですね。
詳しくはこちら↓
無添加食品をお得に手に入れるなら・・・
合成の食品添加物を使用していない安心安全な食品を手に入れるなら、食材宅配サービスを利用するのがおすすめです。
最近の食材宅配サービスは(すべてではありませんが)、特に安全性に優れています。
食材宅配を利用するメリットは多いです!
- 有機野菜が手に入る!
- 無添加食品が手に入る!
- スマホで簡単注文!
- 買い物にいかなくてもいい!
- 利用することが環境を良くすることに繋がる!
そもそもコンビニや一般スーパーでは、安全な食品や無農薬の野菜は手に入りません。(あるかもしれませんが、非常にまれです)
近くに自然食品店やオーガニックスーパーがあればいいのですが、、、
そういうお店は、まだまだ少ないですよね。
でも、食材宅配サービスを厳選して利用すれば、どこに住んでいても安全な食品が手に入ります。
しかも、パソコンやスマホで簡単に注文できて、自宅に届くので、仕事や家事で忙しい人にもおすすめです。
デメリットを挙げるとすれば、少し料金が高いこと。
実際に、食材宅配サービスは一般スーパーなどに比べると、商品の価格が高めです。
しかし、食品の安全性と品質、そして体への健康効果を考えると、むしろお得な内容ともいえます。
いわば、健康投資です!
とはいえ、食費にばかりお金をかけるのも現実的ではありません。
食材すべてを食材宅配サービスでまかなうのではなく、「野菜にはこだわる」「調味料は安全なもので揃える」など上手に使い分けるのもおすすめです。
食材宅配サービス含め、おすすめの食品リストを作成しました。
ぜひ参考にしてください↓
食品添加物について学ぶ
食品添加物について詳しく知るなら、こちらの3冊がおすすめです。
①『食品の裏側』阿部司著
食品添加物の元トップセールスマンが明かす「食品の裏側」。食品添加物についての基礎的な知識がたくさん詰まっています。
②『複合汚染』有吉佐和子著
食品添加物だけでなく、農薬や化学肥料、環境汚染に繋がる問題をドキュメンタリーに書き記した内容はまさに「複合汚染」。今から50年以上も前に書かれた本ですが、現代でも十分通用します。問題の本質は何ひとつ変わっていません。
③『医者とおかんの「社会毒」研究』内海聡・めんどぅーさ著
現代社会にあふれる「社会毒」について、分かりやすく書かれています。もちろん、食品添加物についても勉強になる本です。
まとめ|まずは食品添加物について知ることが大事
私たちの身近な食品・飲料に使われている食品添加物の中で、特に危険性の高いものを10種類紹介しました。
覚えておいて損はないです!
- 亜硝酸ナトリウム
- アスパルテーム
- アセスルファムK
- 合成着色料
- 安息香酸ナトリウム
- ソルビン酸カリウム
- OPP、TBZ
- 臭素酸カリウム
- カラギーナン
- BHA
食品添加物は私たちの生活を支えてくれている面もありますので、完全に排除することは出来ませんが、食の安全を考える人は、特にこの10種類は覚えておくといいです。