味噌汁は最高の健康食!その栄養成分と効能効果【日本人が忘れてはいけない味噌の力!】

調味料

 

「日本人の食べ物といえば?」

いくつか答えが出てくると思いますが、そこには必ずお味噌汁」があります。

しかし、食のグローバル化によって、お味噌汁をはじめ昔ながらの日本食を毎日食べる人が減ってきています。

 

昔から「味噌は医者いらず」と言われ、その効果効能は幅広く、最近ではダイエット食品として、また注目されるようになりました。

 

この記事では、

  • 味噌の栄養成分
  • 味噌汁を飲むと、どんな効能効果があるか
  • 正しい味噌の選び方

について、詳しく解説します。

 

この記事を書いている私は、ジャンクフードばかりの食生活が原因で体調を崩し、それがきっかけで「食」の大切さに気付き、日本食を実践、健康な毎日を送っています。

自然食品店の店長として働き、現在はWebライターとして、主に「食の安全」について情報を発信しています。

 

今回は、私たち日本人にとって忘れてはならない味噌の力について、お話しします。

 

味噌汁は最高の健康食!その栄養成分について

味噌汁は最高の健康食

 

お味噌汁に限らず、味噌を毎日食べることは最高の栄養補助になります。

味噌は大豆を発酵させて作ります。

発酵することで、アミノ酸やビタミンが増え、大豆そのものよりも栄養成分が豊富な食品に変わります。

 

以下は味噌大さじ1杯(約18g)の栄養成分です。

米みそ18gの栄養成分
  • カロリー   34kcal
  • タンパク質  2.2g
  • 脂質     1g
  • 炭水化物   4.2g
  • カルシウム  12㎎
  • 鉄      0.5㎎
  • 食物繊維   0.8g
  • 塩分     2.1g

味噌には、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養が豊富に含まれ、かつバランスよく含まれています。

味噌には米味噌麦味噌豆味噌、そして合わせ味噌の4種類があります。栄養成分には若干の違いがあります。
 
さらに、健康効果が高いイソフラボンやサポニン、リノール酸といった成分も含まれており、また、味噌は発酵食品ですので酵母や乳酸菌などの栄養成分も含んでいます。

 

そんな味噌を手軽に食べれるのが、私たち日本人の伝統食であるお味噌汁なのです。

 

 

味噌汁は最高の健康食!その効能効果について

 

昔から「味噌は医者いらず」と言われ、毎日お味噌汁を飲むという習慣は、日本人の健康を守ってきました。

これまで、味噌についての様々な研究が行われ、その効能効果に世界中が注目しています。

味噌の主な効能効果
  1. 老化防止
  2. 生活習慣病の予防
  3. 低体温、冷え性の改善
  4. ガンの予防
  5. ダイエット効果

では、一つずつ解説してゆきます。

 

味噌の効能効果①老化防止

 

細胞が酸化することは、つまり老化現象です。

味噌にはイソフラボンビタミンEなど、抗酸化力が強い成分が含まれています。

お味噌汁を飲むと、肌がきれいになるというデータがありますが、これは味噌による肌の酸化を防ぐ効果のあらわれです。

 

味噌の効能効果②生活習慣病の予防

 

味噌には様々な栄養成分が含まれていて、それらのはたらきによって高血圧、高コレステロール、骨粗鬆症、糖尿病、脳疾患、心疾患など、生活習慣病を予防することが分かっています。

1981年、国立がんセンターの平山博士による研究で、喫煙者が毎日お味噌汁を飲むと、死亡率が低下することが分かりました。

 

また、味噌は発酵食品なので、に良いです。

腸内の環境が良くなれば、免疫が正常になり、アレルギーの改善に繋がります。

 

そして、便通が良くなるので、体内に蓄積した有害物質をデトックス(解毒)する効果があります。

 

味噌の効能効果③低体温、冷え性の改善

 

味噌に含まれるビタミンEは、血行を促進させ、血液循環を良くします。

さらに、サポニンも血液をサラサラにし、血液循環を良くします。

 

血の巡りが良くなると、体温が上がります。

低体温、冷え性で悩んでいる人が、毎日お味噌汁を飲んで改善された例もあります。

 

味噌の効能効果④ガンを防ぐ

 

前述の平山博士は、1981年、約26万人もの食生活を17年間追跡調査した結果を発表しました。

その内容は、「お味噌汁を毎日飲む人の胃がん死亡率は、ほとんど飲まない人の約50%だった」というものです。

 

また、2003年の厚生労働省による研究では、1日3杯以上お味噌汁を飲むことで乳がんの発生率が40%減少することが分かりました。

 

実は、味噌のガンに対しての効果は世界中が注目していることです。

実際に、味噌の海外への輸出量は1980年からの40年間で約14倍に増えています。

味噌の輸出実績の推移は40年前の1977年が1012トン。金額にして2億6000万円だった。それから22年後の99年になると輸出量は5175トン、金額は10億8000万円にまで伸びた。そして2010年に初めて輸出量が1万トンを超え、16年には1万4759トン、金額も30億6102万円と過去最高を記録した。

 その勢いは止まる気配がない。最新のデータである17年11月までの実績は前年同期を1049トン上回る1万4298トン。金額ベースでは同8.6%増の29億7590万円。12月分を加えれば、通年で数量、金額ともに5年連続過去最高となる見込みだ。

出典:Business Journal

 

外国の人が味噌を食べているのは驚きますよね。

しかし、それとは反対に、国内での味噌の消費量は1960年の時と比べると40%以上も減少しています。

日本人のみその消費量は減少の一途を辿っている。

 総務省「家計調査」によると、1990年に約9.5キロだった「2人以上世帯」のみその年間購入数量は、2012年には約5.8キロまで減った。スーパーなどで売られる一般的な家庭用みそパック(750グラム)に換算して、20年ほどで約5個分減った計算になる。

出典:NEWSポストセブン

 

正直に、これは残念な結果です。

病気の予防という意味においても、お味噌汁は最高の健康食と言えるのですから、是非毎日の食事の主役にしたいものです。

 

味噌の効能効果⑤ダイエット効果

 

そんな中、近年、国内でもまた味噌に注目が集まってきました。

理由は、味噌のダイエット効果です。

 

味噌に含まれるアミノ酸ビタミンは、体の脂肪を分解し、燃焼させます。

豊富に含まれた食物繊維が腸内環境を改善し、便通を良くします。

便秘が解消されると、ポッコリお腹はすっきりします。

 

2019年2月に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系列)では、「腸の名医」こと順天堂大医学部・小林弘幸教授が出演し、そこで紹介された味噌のダイエット効果に注目が集まりました。

 

小林教授の本はベストセラーとなっています。

 

「味噌汁ダイエット」は、1日3食のうちの1食をお味噌汁だけにするという、とっても簡単なダイエットです。

味噌の持つ効能で、無理せず健康的にダイエットができます。

 

 

日本人が忘れてはいけない味噌の力!

 

広島大学名誉教授の渡邊敦光博士は、20年以上にわたり味噌の持つ様々な働きについて研究をしています。

また、「味噌博士」とあだ名がつくほど、味噌の普及に尽力されている方でもあります。

 

渡邊博士が味噌の研究を始めたのは、長崎の被爆医師、故秋月辰一郎氏の「お味噌汁を食べたら原爆症が出ない」という話を実証してほしい、との依頼を受けたことがきっかけだと言います。

秋月医師は、自らも被爆しながら負傷した人の救護にあたり、「長崎の英雄」と評されました。

その時、秋月医師は、毎日患者に玄米とワカメのお味噌汁を食べさせたところ、原爆症にならなかったことを報告しています。

玄米と白米の違い~栄養成分を比較する~【玄米を主食にすべき3つの理由】

2019年7月22日

 

依頼を受けた渡邊博士は、マウスによる実験でそれを実証しました。

まず、普通のエサを与えるマウスと、味噌を混ぜたエサを与えるマウスの2つのグループに分け、1週間後に放射線を照射し、その3日後に小腸を調べると、エサに味噌を混ぜたマウスの方がより多くの小腸組織が再生されていることが分かりました。

このことから、「事前に味噌を与えていたマウスだけが放射線による障害を防ぐことができた」としています。

また、この研究では、180日間熟成させた味噌が最も効果が高かったことも発表しています。

 

味噌が持つ様々なはたらきについて解説されている渡邊博士の著書『味噌力』(かんき出版)は、発売当時、大きな話題を呼びました。

アルトム
これは必読の一冊です!

 

科学的には、まだまだ実証が足りない部分もあるようですが、

原爆を経験した日本だからこそ、放射線から身を守る味噌のはたらきを忘れてはいけないのです。

 

 

味噌を選ぶ上で大切なこと

 

最後に、味噌を選ぶ上で、一つだけ重要なポイントをお伝えします。

それは、無添加の味噌を選ぶ、ということです。

 

味噌は比較的、食品添加物が使われない食品ですが、保存料や防腐剤、中には化学調味料が使われている味噌もあります。

食品添加物とは?メリット・デメリットを解説【日本は食品添加物大国だった!?】

2019年7月12日

 

味噌は麹菌を発酵させて作っているので、商品化した後も毎日発酵が続いています。

色や香り、風味は徐々に変化し、袋が膨張することもあります。

そのため、商品の均一化を目的に、食品添加物で麹菌のはたらきを抑えるのです。

 

しかし、麹菌のはたらきを抑えるということは、発酵が止まることになります。

つまり、その時点で発酵食品ではなくなってしまうのです。

 

味噌は発酵食品です。

発酵食品であるから、に良いのです。

 

だからこそ、まずは味噌が発酵食品であること、時間が経てば色や香り、風味が変わってしまうことを理解して、無添加の味噌を選びましょう。

アルトム
おすすめはこういう味噌です!

 

ちなみに、味噌は50度以上に加熱すると、栄養素が破壊されてしまいます。

お味噌汁をつくる時、火を止めてから、味噌を溶くのがおすすめです。

 

 

まとめ

味噌の持つ様々なはたらきを知ると、毎日のお味噌汁がとてもありがたく、貴重な食事に感じます。

私たち日本人のお味噌汁を飲む食文化は、こんなにも健康に良かったのです。

check!
  • 毎日、お味噌汁を飲むことが健康維持、病気の予防になる
  • 無理なダイエットよりお味噌汁を飲む方がいい
  • 味噌は放射線被爆から身を守る
  • 無添加の味噌でなければ意味がない

お味噌汁こそ、日本人にとって最高の健康食。

これは、過言ではありませんね。

 

また、「お味噌汁は、塩分の摂り過ぎになる」という否定的な意見もありますが、これについては、別の記事で解説させていただきます↓

味噌汁は塩分の摂り過ぎになるのか?【味噌汁で高血圧が良くなる!?】

2020年6月22日

 

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食材宅配で本当にオススメはこの3社!!【元自然食品店長が選ぶ納得のサービス!】

2020年1月24日

 

このブログでは、「食の安全」「食の問題」をテーマに、私が学んだ情報をお伝えしています。

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是非、毎日の食生活をより良くするために参考にしてください!

それでは。