健康のために、安心して食べれる体にいい食材を選びたいなぁ、、、
どんなところに気をつけて選べばいいんだろう、、、
そんなお悩みありませんか?
- 体に優しい食品の選び方を解説します!
- 自然食品店長の目線でおすすめ商品を厳選して紹介!
- 食材選びで悩んだとき、覚えておいてほしい大切なことをお伝えします!
- 無添加の食品を手に入れるおすすめの方法もお伝えします!
こんにちは!
あるとむです。
先日、X(Twitter)で「どんな情報を発信してほしいか?」というアンケートを取ったところ、「安全な食品の選び方」を選んだ人が多くいました。(食養生については別の機会に紹介しますね)
また、嬉しいことに色々な方からDMやコメントをいただくのですが、その中に「あるとむさんがズバリおすすめする商品を教えてください!」という声がありました。
これまで私は「自然食品店に行ってください」とか「食材宅配サービスを利用してください」というようなアドバイスしか言ってこなかったんですよね、、、
(回し者みたいですみませんwww)
ということで、もっと具体的に「どうやって選べばいいのか」、そして「ズバリこんな商品がいい」ということをお伝えするために、このページを作り直しました。
自然食品の仕事を10年以上してきた中で、これまでに学んできた知識と体験をもとに「おいしくて体にいい食品の選び方」を分かりやすくお伝えします!
私のおすすめ商品も紹介しますね!
素材がいいと、手の凝ったことをしなくてもおいしく食べられます
そして、食材の持つ力が身体を整えて元気にしてくれます
食を整えると、体だけでなく、精神的にも安定してくるので、毎日の生活がより良くなります!
ぜひ、参考にしてくださいね!
あるとむ
自然食品店の店長。
食養アドバイザー。
食を見直して冷え・虚弱体質・ジャンクフード依存から脱却。
食養生、薬膳、東洋医学などを学び得た知識を活かし、食事改善の相談・サポートをしています。
2023年オンライン食養生講座スタート。
2024年初著書『食の選び方大全』出版(サンクチュアリ出版)。
野菜・果物
まずは野菜・果物です。
野菜をはじめ、農産物を選ぶ上で押さえておきたいポイントはこちら↓
- 「旬」のものを選ぶ
- 「身土不二」の法則を知る
- 「一物全体食」を意識する
- 「安全性」を重視する
分かりやすく言うと、こんな野菜がおすすめです↓
- 旬の野菜
- 自分の住んでいる地域で採れる野菜(外国産よりも国産)
- なるべく自然に近い状態の野菜(葉や皮やひげ根がついている・カットされていない状態)
- 農薬や遺伝子組み換えの影響が少ない野菜(自然栽培・有機栽培・特別栽培のもの)
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
「野菜の選び方」と聞いて、多くの人が考えるのは新鮮な野菜の見分け方です。
しかし、ここでいう「選び方」とは、野菜が本来持っている力(健康効果)がしっかりと得られること、それを重要視しています。
①旬
旬の時期がその野菜の最も栄養価の高いときで、それを食べることによってその時の私たちの体に最も適した健康効果が得られることを知っておきましょう。
現代はビニールハウスや科学技術の発展により、1年中同じ野菜が食べれるようになりました。
しかし、旬を外した野菜を摂り続けていると、かえって体のバランスを崩してしまう可能性があります。
春には春野菜、夏には夏野菜、秋には秋野菜、冬には冬野菜を食べることで、体はその季節を過ごすためのちょうどよい状態を保つことができます。
②身土不二
「身土不二」はもともと仏教用語で、直訳すると「身体と土地(環境)は切り離せない」という意味です。
簡単に言うと「その土地で暮らす人は、その土地に実ったものを食べることで健康を保つことができる」という考え方です。
これは「旬」のものを摂るという意味ともつながっていますね。
ちなみに、よく聞く「地産地消」とは少し意味が違います。
③一物全体食
「一物全体食」は「命をまるごといただく」という食養の考え方です。
分かりやすく言うと、お米なら玄米、小麦なら全粒粉、魚なら丸ごと食べることができる小魚(煮干しやしらす・イワシなど)をおすすめします。
野菜の場合は根から葉まで、皮もすべて食べる。
よく「皮と実の間に栄養がいっぱい詰まっている」といいますよね。
大根なんかでも、普段は捨ててしまいがちな葉っぱの方に栄養が多く含まれていることが分かっています。
まるごと食べることで本来の健康効果を得ることができるということなんです。
④安全性
そして、「その野菜は安全か」ということを考えるのも大切なことです。
「安全性」の定義は人それぞれ違うので、ここでお伝えすることが正しいとは言い切れませんが・・・
現代農業では当たり前となっている化学農薬や化学肥料は、環境や人体に悪影響を与える可能性があります。
なるべくなら、安心して食べれる野菜を選びたいですね。
ここで説明した「4つの選び方」を踏まえた上で、新鮮な野菜を選ぶようにするといいですね!
※詳しくはこちら→「野菜の選び方で大切な4つのポイント」
安全でおいしい野菜を手に入れるなら、ズバリ野菜宅配サービスを利用するのがおすすめです。
おいしくて体にいい旬の野菜が届く宅配サービスもおすすめ↓
ちなみに私のおすすめは坂ノ途中。
坂ノ途中は、食材宅配サービスを10社以上利用してきて、自信をもっておすすめできるサービスです。
坂ノ途中の定期宅配「旬のお野菜セット」を頼むと、毎週・または2週に1回、おいしい旬の野菜が届きます。
こちらが野菜の種類を選ぶのではなくて、そのとき旬の野菜の詰め合わせが届くサービス。
メニューを決めてから食材を買うのもいいですけど、届いた旬の食材をもとに料理を考えるのも楽しいですよ!
あと、農産物を選ぶ上でもうひとつ大切なのが「生産者の考え方」ですね。
坂ノ途中は「百年先もつづく、農業を。」を合言葉に、農薬や化学肥料に頼らない環境への負担の小さい農業を応援している会社です。
私はこの坂ノ途中のコンセプト・考え方にものすご~く共感したんです。
「買い物が投票」という言葉もあるように、利用することでその生産者を応援することになり、まわりまわって環境を良くすることに繋がっていきます。
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坂ノ途中について、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ↓
調味料
どの食材も大事ですが、調味料は特に重要。
食生活をより良くするなら、調味料の見直しが必須です!
基本の「さしすせそ」を中心に、より良いものを選びましょう!
砂糖
- 白砂糖(上白糖、グラニュー糖)は選ばない
- 黒糖、きび砂糖がおすすめ
- 三温糖は精製された砂糖です
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
体への影響を考えたときに、まず抑えておきたいポイントが「白砂糖を選ばない」こと。
誤解がないようにいっておきますが、白砂糖がただ悪いというのではなく、毎日のように継続的に摂取するのはおすすめでないということです。
「おいしくて体にいい」のを求めるのであれば、白砂糖のように精製された砂糖ではなく、ビタミンやミネラルが残っている黒糖やきび砂糖をおすすめします。
ちなみに、三温糖はその見た目が茶色いので黒糖のように思われがちですが、実際は白砂糖に近いです。
上白糖やグラニュー糖を作るときに精製した糖蜜を再度加熱して結晶化させたもので、焦げた糖のカラメル成分によって茶色になったものが三温糖です。
※詳しくはこちら→「白砂糖は体に悪い?」
奄美瀬戸内純黒糖(奄美自然食本舗)
奄美大島瀬戸内町産のサトウキビのみを厳選してつくられた純黒糖です。ビタミンやミネラルがたっぷり含まれてます!
小粒で一口サイズになっているので、料理だけでなくおやつにもおすすめですよ。
喜界島限定きび糖(大地を守る会)
奄美諸島の一つである喜界島で栽培されたサトウキビが原料のきび砂糖です。ミネラルがたっぷりと残っていて、コクがあります。かたまりの黒糖よりも使いやすいので、普段の料理におすすめです。
ビート糖(山口製糖)
原料は100%北海道産のてん菜(ビート)。サトウキビの含蜜糖に比べて、まろやかな風味でクセが少なく、あらゆる料理に幅広く使えます。黒糖ほどではないですがミネラルも含まれています。見た目は白いですが、白砂糖のように血糖値を急激に上げることはありません。特にお菓子作りにおすすめです。
塩
- 精製塩ではなく、天然塩を選ぶ
- 岩塩より海塩の方がミネラルが多め
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
塩には天然塩と精製塩、それから再生加工塩と、大きく分けて3種類あります。
天然塩とはその名の通り自然由来の塩で、精製塩とは原塩を精製して作られた塩化ナトリウム99%の塩のことです。(ちなみに、天然塩という明確な定義はありません)
再生加工塩は輸入した天然塩を溶解し、にがりなどを添加した塩です。
1971年に日本は塩田を廃止し、塩は国の専売となりました。
その後、イオン交換式で作られた精製塩が売られるようになりました。
海水から塩化ナトリウム(NaCl)を抽出する「イオン交換式」は塩を大量生産させるための製法で、海水に元々含まれる微量なミネラルを取り除き、塩化ナトリウムが99%という精製された状態の塩をつくります。
1997年に塩の製造が自由化されてからは、昔ながらの天然塩が市場にも出回るようになりましたが、大量生産されている精製塩は現在も多くの食品に使われています。
近年は「減塩すべき」という意見が多く聞かれますが、私たち人間にとって塩はとても重要なものです。
塩は貴重な「ミネラル補給源」です!
なんでも摂り過ぎは体によくないですが、塩の摂らなさすぎも体に悪いんです。
※詳しくはこちら→「天然塩と精製塩の違い」
また、天然塩の中にも「海塩」「岩塩」「湖塩」と種類があります。
- 海塩:天日塩のこと。海水を太陽光で乾かして作るもの
- 岩塩:海水が地殻変動によって陸地に取り込まれ、それが蒸発して成分が結晶化したもの
- 湖塩:地殻変動によって、海水が湖に取り込まれたもの
岩塩や湖塩は外国産が多く、日本で天然塩といえば海塩を指します。
海塩は「天日塩」とも呼ばれ、塩田などを利用して太陽の光や風など自然の力を頼りに凝縮して作られます。
海塩は海水が原料なので、海水に溶け込んでいるミネラルが多く含まれています。
天日塩は重要なミネラル補給源です!
ただし、現在は海の汚染も深刻ですので、より安全な塩を選ぶ必要がありますね。
恵安の潮(海塩隊)
中国の歴代皇帝が愛用した塩として知られる完全天日熟成海塩です。中国福建省の特殊な塩田で作られ、古代より広東料理、禅寺の精進料理に使われていました。平釜で煮詰める工程が一切なく、太陽と風と遠赤外線の力のみで自然結晶させ、半年以上じっくり寝かせた特級の海塩です。ミネラルバランスは抜群で、料理にも健康にもおすすめの塩です。
土佐の塩丸(土佐の塩丸)
国産の天日塩です。満潮時の海から汲み上げた海水を、天日や風などの自然の力だけで結晶させた塩は、まろやかな旨みがあり、おにぎりに使うだけでそのおいしさを味わえます。
ぬちまーす(ぬちまーす)
こちらは天日塩ではありませんが、沖縄の海水100%を原料に、世界初の「常温瞬間空中製塩法」という独自の技術で作られたミネラルの種類が豊富な塩です。特にマグネシウムを多く含み、その含有量は一般の食塩の200倍。塩そのものの旨み、上品な味わいが老舗の日本料理店など、食のプロに認められている注目の塩です。
お酢
- 醸造酢を選ぶ
- 静置発酵法のものを選ぶ
- 有機原料が良い
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お酢には「醸造酢」「合成酢」「加工酢」と3種類ありますが、昔ながらのお酢は「醸造酢」で、天然の発酵菌を利用して酢酸発酵させたものです。
醸造酢は基本的に無添加で、天然の原料を使うため製造過程に時間がかかり、その分コストがかかります。
しかし、有機酸やアミノ酸、ビタミンなどの栄養価が非常に高く、それによる健康効果が期待できます。
お酢は昔から健康に良いものとして認識されていました!
それに対して「合成酢」は、酢酸を水で薄めてから砂糖や酸味料、そして醸造酢を加えたものです。
発酵・熟成の過程がないので短期間でつくることができますが、醸造酢のような期待できません。
また、「加工酢」は醸造酢や合成酢に調味料を加えて味付けされたものです。
よく使われる「ポン酢」などがそうですが、食品添加物や化学調味料が使われているものもありますね。
ちなみに、純米酢とか純りんご酢とか「純」とついた醸造酢は、原料にアルコールが含まれていません。
文字通り「純なお酢」なので、味や栄養がより良いです。
それからお酢の発酵法にも種類があり、それが「静置発酵法」と「速醸法」です。
「静置発酵法」は昔ながらの伝統製法で、発酵に3~4か月かかります。
対して「速醸法」とは酒に空気を送り込んで2~3日で発酵させる製法です。
速醸法は短時間で製造できるため、ローコストで大量生産が可能。
現在市場に出回っているお酢のほとんどがこの製法だといわれています。
やはり、じっくりと時間をかけて造られる「静置発酵法」の方がまろやかで深みのあるお酢が出来上がります。
さらにこだわるなら、お酢の原料もチェックしてください。
どんなに良い製法でも、原料が良くなければ本当に良いお酢はできませんよね。
おいしさだけでなく安全性にもこだわるなら、有機原料のものをおすすめします。
※詳しくはこちら→「安全でおいしいお酢の選び方」
有機純米酢(マルシマ)
有機栽培のうるち米だけを原料に、昔ながらの製法にこだわって醸造されたお酢です。お酢にはさまざまな種類がありますが、日本では純米酢が基本的なお酢で、どんな料理にも使いやすいですね。
桷志田有機三年熟成(福山黒酢)
日本が誇る伝統的な黒酢。黒酢発祥の地・鹿児島県霧島市福山町で、江戸時代から続くといわれる「かめ壺製法」により、じっくりと時間をかけて熟成されたお酢です。酢酸をはじめ、必須アミノ酸、ビタミンB群を非常に多く含んでいます。原料に使われている玄米も有機栽培で安心!ハチミツと混ぜてドリンクにすると、おいしくて夏場の熱中症予防に最適です。
有機バルサミコ酢(アルチェネロ)
イタリアの名産バルサミコ酢は、その昔、貴族に愛された健康酢です。発酵熟成に最低でも12年かかるとされ、そのフルーティーな香りとまろやかな酸味は、お肉料理や魚料理、サラダ、デザートにも使えて、万能なお酢です。
醤油
- 原料が「大豆、小麦、塩」のみの醤油を選ぶ
- 原料は国産100%のものが良い
- 大豆は脱脂加工大豆ではないもの
- 塩は天然塩がいい
- 天然醸造、木桶仕込みが昔ながらの醤油
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
本来、醤油は大豆・小麦・塩を原料に、ゆっくりと時間をかけて熟成してつくられます。
その平均的な製造期間は1~2年といわれ、時間をかけなければうまみや風味を引き出すことができないとされています。
しかし、現在流通している醤油の多くは時間をかけずに大量生産されたもので、中には食品添加物や化学調味料が使われているものもあります。
こだわりの醤油は「原材料欄」を見れば分かりますよ!
まずは「大豆、塩、小麦」のみ記載されている醤油を選びましょう。
そして、その上で原料は国産のものをおすすめします。
なぜなら輸入大豆には遺伝子組換えやポストハーベスト農薬の可能性があるからです。
また、原料の大豆は「脱脂加工大豆でないもの」を選びましょう。
脱脂加工大豆とは、大豆油を採る際に醤油醸造用にたんぱく質含量や粒度を特別に調整した専用品。
大豆から油を取り除いた後の「搾りかす」のようにいわれることがありますが、厳密にいうと違います。
脱脂加工大豆は油をあまり含んでいない分、うまみ成分の指標となる窒素分が多く、またフレーク状になっていることもあり成分の分解や溶出が速いという特徴があります。
また、通常の丸大豆に比べて安価で、しかも短時間で醤油をつくることができることから、現在国内で製造されている約80%の醤油が脱脂加工大豆を採用しているとのこと。
しかし、こだわりの醤油をつくる蔵元の多くは脱脂加工大豆を使っていません!
実際に醤油さんに聞いてみたところ・・・
丸大豆と比較すると、栄養価が低く、本来の醤油の旨みが得られないからとのことです。(当然、人によって意見は違うと思います)
それと、塩についてはやはり天然塩がおすすめで、塩に対してこだわりがある会社はどんな塩かも明記しています。
ちなみに、醤油の製法は「本醸造」「混合醸造」「混合」の3つがあります。
- 本醸造:昔ながらの製法
- 混合醸造:もろみ(醤油になる前の状態)にアミノ酸液を加える製法
- 混合:醤油を絞ったあと、アミノ酸液を入れる製法
昔ながらの醤油のつくり方は「本醸造」ですが、中には食品添加物が使われているものもあります。
そこで、安全性と健康を考えるなら「天然醸造」がおすすめです。
「天然醸造」とは、発酵を促進する酵素等を一切添加せずに、ゆっくりと時間をかけて自然に作られる醤油です。
本醸造の中でも、さらに良い醤油のつくり方が「天然醸造」です!
そして、「天然醸造」は「木桶仕込み」でもあります。
昔ながらの醤油は、天然杉でつくった木桶を使って仕込んでいます。
木桶は四季の温度変化をそのまま中に伝えて、自然のままに発酵ができるという特徴があります。
木桶には菌が住みつくので、その蔵ごとの特徴を生み出します。
現在は、木桶を使う醤油屋はどんどん減っていて、木桶仕込みの醤油は全体の1%ほどといわれていますね。
※詳しくはこちら→「体にいい醤油の選び方」
ヤマヒサ有機醤油(ヤマヒサ)
醤油の産地として有名な香川県小豆島にある老舗蔵元ヤマヒサの有機醤油です。ヤマヒサは日本の中でも先駆けて有機原料を使った蔵元で知られています。国産の有機栽培大豆・小麦、そして天日塩を使用した杉樽仕込みの天然醸造醤油は、まさに理想的な「安全でおいしくて体にいい醤油」です!
大徳醤油(大徳醤油)
兵庫県但馬地域で100年以上の歴史がある大徳醤油。国産丸大豆、国産小麦を100%使用。そしてミネラル豊富な国産平釜塩で仕込んだ天然醸造の醤油です。化学調味料・保存料・着色料・エキス・遺伝子組換え原料を一切使用していない安心安全な醤油です。
井上古式醤油(井上醤油店)
無添加で国産原料にこだわった本醸造の醤油。多くの料理家が愛用していることから知名度が高いです。通常の醤油より2割も多く大豆を使っていることから、とても濃厚な味になっています。
味噌
- 無添加の味噌を選ぶ
- 国産原料100%のもの
- 可能なら手作りがいい
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
味噌は比較的、食品添加物が使われない調味料ですが、保存料や防腐剤、中には化学調味料が使われている味噌もあります。
本来、味噌は麹菌を利用して発酵させて作っているので、商品化した後も毎日発酵が続いています。
色や香り、風味は徐々に変化して、味噌を入れてある袋が膨張することも。
そのため、商品の均一化を目的に「酒精」などの添加物を使って麹菌のはたらきを抑えてある商品がほとんどです。
しかし、麹菌のはたらきを抑えるということは発酵が止まるということ。
つまり、その時点で発酵食品としての価値は下がってしまいますよね。
味噌は発酵食品であるから価値があるんです!
時間が経てば色や香り、風味が変わってしまうことを理解して、無添加の味噌を選びましょう。
そして、味噌も醤油同様、大豆・小麦・塩が一般的な原料です。
輸入された農産物には、遺伝子組換えやポストハーベスト農薬の問題があります。
安全性、そしておいしさを考えるなら国産原料100%で無添加の味噌がベストです。
※詳しくはこちら→「安全でおいしい味噌の選び方」
でも・・・
やっぱり味噌は手作りが1番!
手づくりに勝るものはありません(笑)
※「マルカワみそ」さんが教える作り方が分かりやすいですよ→「簡単手作り味噌の作り方」
有機みそ日本(マルカワみそ)
こだわりの味噌をつくることで知られる「マルカワみそ」の代表作。安心安全な原料と製法にこだわった生味噌です。「たった一杯の味噌汁が日本の未来を変えていく」という創業の思いと熱意が込められた味噌は絶品です!ぜひ1度味わってみてほしいです。
無添加まぼろしの味噌熟成麦(山内本店)
厳選された国産大豆・大麦・塩を使用し、阿蘇の伏流水で仕込んだ無添加・中甘口の熟成麦味噌です。麦の濃厚な旨みとふくよかな甘みが際立つ香り豊かなお味噌は、お味噌汁はもちろん、野菜にそのままつけてもおいしく味わえます。
味噌手作りセット(百川味噌)
初めての人におすすめの味噌づくりキット。大豆、塩、米麹、種味噌、そして樽までついてます。自分でつくる味噌は、自分の常在菌が入るので、世界に一つだけの味噌になるんです。ぜひチャレンジしてみてください!
油
- 油を選ぶ上で大切なポイントは「搾り方」
- 安全性を考えると油は圧搾法がおすすめ
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
油には多くの種類がありますが、結局のところ、どれも体に良い面があり、また摂り過ぎたら体に悪いという面があります。
ですから、オメガ3とか6とか9とか、そういう種類以前に大切なことがあるんです。
それは「搾り方」。
実は、油は搾り方によって安全性が変わってきます。
油の搾り方は次の3つ↓
- 圧搾法:一番搾り。原料に圧力をかけて油を搾り取る製法
- 抽出法:原料に油を溶かす性質の薬剤を入れて、化学的に油を抽出する製法
- 圧抽法:圧搾法で油を搾った後に、その搾りカスに対して抽出法を行う製法
「おいしくて体に優しい」を条件にするなら圧搾法一択!
「圧搾法」は昔ながらの製法で、手間は掛かりますが化学薬品を使わないので安心です。
また、ビタミンなどの栄養素も豊富に残り、香り・風味ともに良い油が搾れます。
「抽出法」は圧搾法に比べると効率がよく、薬剤を使うことで95%以上油が搾れるので、価格が安くなります。
実は、現在販売されている油のほとんどがこの製法でつくられています。
しかし、化学処理しているのでリスクもあります。
揮発させるので安全性が認められていると言われていますが、薬剤としてよく使われる「ノルマルヘキサン」は発がん性が疑われています。
ここ日本では、油をめぐる大きな事件がありました。
長崎県、福岡県を中心に西日本一帯で起きた戦後最大の食品公害「カネミ油症事件」です。
この事件をきっかけに、油の搾り方を昔ながらの「圧搾法」に徹底している会社もあるんです。
決して忘れてはいけない出来事です・・・
※詳しくはこちら→「体にいい油の選び方|カネミ油症事件を忘れてはいけない」
油の搾り方をチェックした上で、料理の内容に合わせて種類を選ぶようにするのをおすすめします。
そして、油の種類・性質を理解したら、自分の体質、そして料理の内容に合わせて油を使うのがベストですね。
国産100%なたね油(米澤製油)
「カネミ油症事件」をきっかけに化学薬品を使わない油を作り始めた米澤製油のなたね油。圧搾法により油を搾ったあと、特許取得した「湯洗い洗浄」で精製・脱臭。サラダなどの生食にも、揚げものにも使えます。
ボーソーのこめ油(ボーソー)
国産の貴重な米ぬかを原料に作られたこめ油。クセがなく、香ばしい風味があって、さまざまな料理に使える油です。米ぬか特有のαートコトリエノールやγーオリザノールなどの栄養成分がたっぷり含まれています。
有機エキストラヴァージンオリーブオイル ドルチェ(アルチェネロ)
南イタリア産の有機オリーブを使用し、収穫後24時間以内にコールドプレス(低温圧搾)製法で作られた安全でおいしいオリーブオイルです。有機JAS認証、EUオーガニック認証取得の信頼性高い商品です。オリーブオイル好きには定番の1品ですね。
その他の調味料
基本の「さしすせそ」以外のおすすめ調味料も紹介します!
カントリーハーヴェスト 有機ウスターソース(高橋ソース)
高橋ソースは100%オーガニック原料にこだわったソースです。食品添加物を使わずに、時間をかけてつくられているので、野菜や果実の旨味が見事に溶け込んでいます。個人的にはウスターソースがめちゃくちゃ好きです!「中濃」「とんかつ」もおいしいですよ。
有機トマトケチャップ(ヒカリ)
有機原料にこだわった無添加のトマトケチャップ。化学調味料不使用で、有機トマト、有機砂糖、有機純米酢、有機りんご酢を使用。自然食品店では定番で、広く多くの方に愛されている商品ですね。
カントリーハーヴェスト 有機フルーティーケチャップ(高橋ソース)
砂糖と塩を使わずに、濃縮ぶどう果汁を使用しためずらしいケチャップ。フルーティーで、サラダにも使えるおいしいケチャップです。
松田のマヨネーズ 甘口(松田マヨネーズ)
原料にとことんこだわった、まさに究極のマヨネーズ!米澤製油の圧搾一番搾りのなたね油、平飼い卵、国産純りんご酢など、安心安全でおいしいマヨネーズです。「甘口」と「辛口」があり、どちらも違ったおいしさを楽しめます。
純和風だし(創健社)
かつお節と昆布といりこ、という超シンプルな原料の粉末だしです。そのままでも食べれるので、お好み焼きや焼きそば、おにぎりなどにもふりかけて使えますよ。
つゆ彩々(マルシマ)
本醸造の醤油をベースにつくられた濃縮タイプのだしの素。化学調味料や酵母エキス、食品添加物を使用していません。煮物料理やめんつゆとしても幅広く使えます。
味の母(味の一)
みりんと料理酒の合いの子のような調味料。日本酒のもととなる「もろみ」を醸造して、塩を加えて発酵・熟成させた「発酵調味料」です。これ1本でみりんとお酒の役割ができますよ。
お米・穀物
お米や穀物も、選ぶポイントは基本的に野菜と同じです。
- 「旬」のものを選ぶ
- 「身土不二」の法則を知る
- 「一物全体食」を意識する
- 「安全性」を重視する
現代はお米・大豆などの消費量が減っていることが指摘されています。
当然、その分生産量が少なくなり、希少価値が上がり、国産穀物の値段は上がり続けています。
すると、「高いから」という理由で国産を選ぶ人が減ってゆく。
悪循環ですね。
2017年、農林水産省の調査によると日本の大豆自給率は7%で、93%が輸入大豆です。
胡麻にいたっては99.9%が輸入に頼っています。(つまり国産は0.1%!)
外国産が悪いというわけではなく、質のいい穀物は輸入品でもたくさん手に入ります。
でも、お米や大豆や胡麻は、日本の伝統食には欠かせない食材です。
高いですけど、今こそ国産を応援したいですね!
お米
お米はスーパーよりも、やはりお米屋さんで買うのがいいでしょう。
ネット上でもお米屋さんが直接販売してくれていますので、良いところがあれば試してみるといいですね。
ちなみに、前述した坂ノ途中でも無農薬の国産米が手に入りますよ!
少し割高ですが、野菜の定期宅配と一緒に注文すると自宅まで届けてくれるのでとってもラクです。
≫「坂ノ途中」公式サイトはこちら【おいしくて体にいいお米も手に入る!】
穀物
希少な国産の穀物を紹介します!
デイリー食品
日常的に使う「デイリー食品」では、豆腐と納豆と卵をピックアップします。
豆腐
- 凝固剤は「塩化マグネシウム(にがり)」または「粗製海水塩化マグネシウム(塩化マグネシウム含有物)」と表記されているもの
- 消泡剤が使われていないもの
- 原料の大豆は国産で、遺伝子組み換えでないもの
豆腐に使われる凝固剤は主に4種類あり、その中でもより自然に近いものが昔ながらの「にがり」です。
- 塩化マグネシウム(にがり)
- 塩化カルシウム
- 硫酸カルシウム
- グルコノデルタラクトン
「塩化マグネシウム」は「にがり」と表記されていますが、昔から豆腐作りに使われる海水から取る天然のにがり(本にがり)の場合は「粗製海水塩化マグネシウム(塩化マグネシウム含有物)」と表記されます。
本にがりは大量生産される豆腐にはあまり使われていません。
豆腐の原料も本来はとてもシンプルです。
▼おすすめの豆腐例
▼おすすめでない豆腐例
※詳しくはこちら→「安全な豆腐の選び方」
豆腐は冷蔵品で、賞味期限も短いです。
まさにデイリー食品なので、近くの豆腐屋さんかスーパーで良いものを選ぶのがベストですね!
納豆
- 大豆は国産で遺伝子組換えでないものを選ぶ
- 無農薬の大豆ならより良い
- タレ・カラシが食品添加物無添加
- 天然の納豆菌で発酵されたもの
納豆は大豆を発酵させてつくります。
その過程で必要なのが納豆菌の働きです。
本来は稲わらに包んで、そこに生息している納豆菌によって発酵されます。
現在は化学的に培養された納豆菌を用いてつくられるのがほとんどですので、昔ながらの製法は本当に希少です。
※詳しくはこちら→「安全な納豆を選ぶ3つのポイント」
実は、以下で紹介する天然わら納豆は冷凍保存で半年くらいもちます。
ですので、送料節約のためにもまとめて買って冷凍保存するのもおすすめですよ。
天然わら納豆ふくふく(フクダ)
本当に希少な昔ながらの納豆です。第58回インターナショナルギフトショウ大賞受賞品。ぜひ1度味わってみてください!冷凍した場合は、冷蔵庫の野菜室で2日間かけてゆっくり解凍してください。
くま納豆(道南平塚食品)
こちらもわらで包んでつくられた天然納豆です。ポイントは北海道産の素材を厳選して使用しているところ。大豆は北海道産の「ゆきしずか」という品種で、ふっくらとやわらかい小粒タイプです。納豆好きの方はぜひ!
卵
- 平飼い・有精卵がおすすめ
- 飼料や飲み水、衛生管理がしっかりとされている養鶏場のものを選ぶ
選ぶポイントを詳しく➡CLICK!
卵には「有精卵」と「無精卵」があります。
有精卵の方が栄養価が高いという印象がありますが、科学的には成分にほとんど変わりはなく、明確な優位性は認められていません。
しかし、それでも有精卵をおすすめします!
そもそも科学で食べ物のすべてが分かるわけではありません。
「生命なきものは生命の糧とならず」(二木謙三氏)というように、命あるものを食べることに価値があります。
また、日本の養鶏はケージ飼いの比率が高く、鶏に大きな負担がかかっています。
世界ではアニマルウェルフェア(動物福祉)の取り組みから「ケージフリー」活動が少しずつ広まっていますが、日本ではまだまだこうした情報が広まっていません。
平飼いが良いとか悪いとか以前に、消費者が知らないということが1番の問題なんです。
もちろん、平飼いにもデメリットはありますし、ケージ飼いにもメリットがあります。
※詳しくはこちら→「有精卵と無精卵の違い|有精卵を食べるメリット」
卵はネットでも注文できますが、1パック(6個または10個)だと送料の方が高くなってしまいます。
30個とかまとめて届いても困るしね、、、
スーパーにあればいいですが、自然食品店でないと「平飼い有精卵」はなかなかお目にかかれません。
そこで、食材宅配サービスを利用すると1パック単位で買うことができるのでおすすめです。
平飼い・有精卵が手に入るのがこちらのサービス!
卵は毎日のように食べるものですから、より良いものを選びたいですね!
お肉・お魚
お肉とお魚は、その種類によっても選ぶポイントは変わってきます。
ここでは、基本的な考えをお伝えします。
お肉
- 動物にやさしい飼育環境であるか
- 飼料に残留農薬や遺伝子組み換え飼料、肉骨粉が使われていないか
- 成長ホルモン、抗生物質を使用せずに飼育しているか
もう少し具体的にいうと、こういうお肉がおすすめです↓
- 鶏肉→「平飼い」「地鶏」
- 豚肉→「黒豚」「放牧豚」
- 牛肉→「和牛」「グラスフェッドビーフ」
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お肉を選ぶときに知っておいてほしいのが「アニマルウェルフェア」の観点。
アニマルウェルフェア(Animal Welfare・家畜福祉)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な暮らしができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。
引用元:一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会
アニマルウェルフェアは、1964年に出版されたイギリスの活動家ルース・ハリソンの著書『アニマル・マシーン』がきっかけで世に広まったとされています。
この本がベストセラーとなったことで工業的な畜産の現状が一般市民に知れ渡り、「家畜に必要以上の苦痛を与えないように配慮すべき」という声が高まりました。
それを受けたイギリス政府は「すべての家畜に、立つ、寝る、向きを変える、身繕いする、手足を伸ばす自由を」という基準を提唱し、それが今日のアニマルウェルフェアの基本原則「5つの自由」に繋がっています。
アニマルウェルフェア「5つの自由」
- 飢えと渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み、怪我、病気からの自由
- 正常な行動を発現する自由
- 恐怖と苦悩からの自由
現在、ヨーロッパを中心にアニマルウェルフェアの考えは世界に広がっていますが、ここ日本ではいまだ国民の9割がこの言葉すら知らないのが現状です。
お肉に関しても消費者一人ひとりが考えてゆかなければなりません。
さて、そんな安全でおいしいお肉を手に入れるには大地を守る会の宅配サービスを利用するのがおすすめです。
大地を守る会は食品の安全性に対して徹底している会社で、とても信頼できるサービスです。
ここでお伝えしている「お肉を選ぶポイント」をおさえてある、安全なお肉が手に入りますよ↓
大地を守る会をはじめて利用する人は、まずは「お試しセット」でどんな感じか味わってみるのがおすすめです。
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ちなみに、加工肉ならTwitterで大人気の「サイトウハム」さんがおすすめ!
お魚
- 産地だけでは安全性を測れない
- 旬の魚、天然の回遊魚が1番化学物質汚染の心配が少ない
- 大型魚よりも小魚のほうがメチル水銀の心配が少ない
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お魚は、その安全性を考えると、選ぶのに1番むずかしいと感じます。
近年は海の汚染が問題となっており、天然のお魚よりも養殖魚の方が安全とする声がありますね。
しかし、狭いいけすの中で大量の魚を飼う養殖は、病気発生を防ぐために抗菌剤が使われることが多く、その残留の心配があることが懸念されます。
また、エサには本来魚が食べることのない調整された飼料が使われることがあり、その内容を不安視する人も多くいます。
- 「国産」か「外国産」か
- 「天然」か「養殖」か
- 「回遊魚」か「近海魚」か
何を優先するかによって変わってきますが、安全性を第一に考えるのであれば、現時点では「旬の天然魚(回遊魚)」を選ぶのがいいです。
もちろん、養殖でも安全性にこだわって育てている魚もありますので、生産者の情報をチェックするのがいいですね。
そして、マグロやクジラなどの大型魚には、人体に有害なメチル水銀が多いことが指摘されています。
日常的にはイワシなどの小魚を摂ることをおすすめします。
お魚も安全性を第一に考えるのであれば、大地を守る会の宅配サービスを利用するのがおすすめです。
品質にこだわったおいしいお魚が手に入ります!
乾物
食養生や自然食のレシピではたびたび日本の乾物が登場します。
日本の伝統的な食品は優秀な保存食です。
非常食にもなりますので常備しておきましょう!
伝統食品
海藻
飲料
食養生で使うことの多い飲み物を厳選して紹介しますね!
有機三年番茶(播磨園)
先代の主人が農薬散布が原因で体調を崩し、それを機に有機農業を決意。安全で安心なお茶づくりを長年続ける京都播磨園の三年番茶です。食養の梅醤番茶や第一大根湯でも活用。体をあたためるおいしい番茶です。
国産有機生姜のしょうが湯(マルシマ)
国産の有機栽培生姜を「一物全体食」の考えから丸ごとすりおろし、昔ながらの直火釜で時間をかけてつくられた生姜湯。熱湯を注いですぐに出来上がる粉末タイプ。無添加なので、飲むだけでなく、料理に使うのも良しです。
生姜・番茶入り 梅醤(ムソー)
食養の梅醤番茶を手軽につくれる商品です。お湯を注いでかき混ぜたら、すぐに飲めます。原料も国産にこだわっているので安心。冷え症や低体温の方にぜひおすすめです。
調理器具
圧力鍋
圧力鍋はあると便利な調理器具ですね。
料理が時短になります。
特に玄米を食べる人におすすめです。
玄米は土鍋で炊くのもいいですが、圧力鍋で炊くとモチモチした食感になり、玄米がとってもおいしく炊けます。
自然食品店でおなじみの「平和圧力鍋」です。アルミ製のため、IHには対応していません(ラジエントヒーターは可)。個人的な意見ですが、色々なメーカーの圧力鍋を試してみましたが、玄米炊飯では平和圧力鍋が1番おいしく感じました。玄米食をする人はぜひ使ってみてほしいですね。
土鍋
土鍋はさまざまな料理に使えます。
鍋物、煮物、汁物だけでなく、炊飯にも使えますよ。
土鍋で炊いたご飯はふっくらとおいしい!
土鍋は火と水と土によって作られたもの。
厚い土鍋は、火を入れても温度が上がるのに時間がかかります。
しかし、金属製の鍋に比べて3~4倍の遠赤外線が出ることによって、食材の栄養と旨みをゆっくりと引き出してくれます。
お米はふっくりと炊き上がり、煮込み料理は最高においしくなります!
なにより土鍋料理は身体が芯から温まります。
あと、なんとなく気持ちがゆったりしますね(笑)
土鍋を使いこなすと、食生活がより豊かになりますね。
創業から90年続く三重県の老舗土鍋メーカー「銀峯陶器」の人気シリーズ。伊賀焼と並んで国の伝統工芸品に指定されている萬古焼(ばんこやき)の土鍋で、使用前の目止め処理が不要で、届いたらすぐに使えるのが嬉しいポイント。黒色の胴部分にはオリジナルの釉薬を使用し、臭いや汚れを防ぐ工夫も。色も形もきれいなので、そのままテーブルに出せるデザインです。
おひつ
ご飯は昔、おひつに移して食べていたわけですが、そうすることでほどよく水分が抜けて、ふっくらとおいしくなり、冷めてもおいしく食べれるんです。
おひつはご飯の黄ばみを抑えて、米がべたつかず、粒が立った状態が長続きします。
ご飯が乾かないよう必要な水分を残せるのが魅力です。
しかも、おひつで冷めた「冷や飯」は健康効果が期待されるレジスタントスターチが増えることも分かっています。(参考:『炭水化物は冷まして食べなさい』笠岡誠一著/アスコム刊)
お米好きの人はぜひ使ってみてほしいですね。
初めての人でも使いやすい小さいサイズのおひつです。材質は吸湿性に優れ、香りも強すぎない木曽のさわらを使用。昔ながらのおひつはご飯のおいしさが格別です。
ちなみに、最近我が家ではセラミックのおひつを使っているのですが、お手入れが簡単でとても重宝しています。
はじめておひつを使うなら、こちらがおすすめ!
フライパン
「安全でおいしくて体にいい」食事をする上で、知っておいてほしいのが「フッ素樹脂加工」の問題です。
フッ素樹脂は他の物質とあまり反応しない性質をもっているため、鍋に食材がくっつきにくく、洗いやすい。
そのため、油を多く使わなくても調理できることから重宝されてきました。
しかし、使用上限温度は260度とされており、350度以上の高温になるとフッ素樹脂が分解され、有毒ガスが発生することが分かっています。
通常の料理で260度を超えることはまず考えられませんが、「空焚き」してしまうとその危険性が高まりますので注意が必要です。
知らなかった!
気をつけなきゃね。
すでに1960年代にはアメリカでPFOA(有機フッ素化合物の一種・ペルフルオロオクタン酸の略)による有害性が指摘されていました。
動物実験で臓器に異常が確認されたり、PFOAを製造していたデュポン社の工場で勤務していた女性から先天性欠損症の子どもが生まれたことが話題になりました。
日本でも京都大学・小泉昭夫教授の研究により、PFOAの汚染が広がっていることが明らかになりました。
PFOAを製造する工場があった大阪・淀川の支流では世界最高レベルのPFOA濃度が検出され、しかも近隣に住む女性60人の血液から非汚染地域の6.5倍もの濃度が検出されました。
こうしたことから、すでにPFOAを製造する世界の主要メーカーはすでに全廃を決定しています。
しかし、PFOAは非常に残留性の高い化学物質で、カネミ油症事件の原因物質であるPCB同様に注意しなくてはならない物質です。
料理でよく使うフライパンも見直してほしいんです。
そんな中、世界で初めてフッ素樹脂を使わないフライパンを開発したベルギーのブランド「グリーンパン」は注目です。
グリーンパンは、セラミックコーティングのフライパンです。
鉛やカドミウムをまったく含まず、製造工程においてPFASやPFOAをまったく使用していません。
主に砂と同じミネラル成分で出来ているので、有毒ガスを排出することなく、優れた熱伝導性を持っているのが特徴です。
強火を使ってはいけない、など使い方に注意も必要ですが、普段使いのフライパンとしてぜひおすすめです。
グリーンパンの最高級グレード「バルセロナ」シリーズ。従来品よりも耐久性が60%も高く、IH対応のマグニート加工が施されています。サイズもいくつかありますが、26㎝がもっとも売れているとのことです。
2023年4月、新シリーズ「バルセロナプロ」が発売されました!
耐久性がさらにアップしています!
また、「鉄」のフライパンも手入れは大変ですが、お肉料理や中華料理には使いたいですね。
多くの料理研究家が愛用しているといわれる「ターク」の鉄フライパンです。1つの鉄の塊から職人がトンカン、と叩いて整えてつくるフライパンは、継ぎ目がなく、適切な手入れをすれば半永久的に使用できるとのこと。使い始めに手入れが必要ですが、使う度にフライパンが成長してゆく感じがします。
電子レンジについて
食の安全について調べていたら、電子レンジの問題は聞いたことがありますよね。
電子レンジには料理が時短できるというメリットがありますが、一部で体や食品へのデメリットも指摘されています。
電子レンジにまつわる気にある噂・・・
- 電子レンジは他の家電製品と比べて電磁波が強い
- 電磁波は小児白血病やガンなどの発症リスクを増加させる可能性がある
- 電磁波過敏症で苦しんでいる人が増えている
- 電子レンジで調理すると食品の栄養が損なわれてしまう
- 電子レンジの加熱方法では食品本来の分子構造が壊れてしまう
現時点では賛否両論ですが、「食の安全」を考えるなら知っておくべき議論です。
※詳しくはこちら→「電子レンジの危険性について」
【重要】もし食材選びで悩んだら、、、覚えておいてほしいこと!
情報を色々と入れすぎて、かえって何を選べばいいか分からなくなることもありますよね。
もし、食材選びで悩んだら、こう言い聞かせてください!
完璧を求めないこと
はじめからなんでも完璧にこなそうとすると、すぐに疲れてしまいます。
それで継続できずに、いつの間にかインスタントやレトルトに頼った元の食生活に戻ってしまう、、、。
なんてこと、よくあるんです。
というか、経験したのでよく分かります(笑)
私もジャンクフード生活から抜け出すのに、はじめはとってもつらかった記憶があります。
でも、少しずつ食事を変えてゆくと、自然と体に悪いものを欲さなくなるんです。
それに、どんなに品質のいいものを食べても、健康に過ごせるとは言い切れません。
当然ですが、体だけでなく、精神・心の状態も健康を大きく左右します。
食事を気をつけすぎて、かえってストレスを溜め込んでしまう人もいるでしょうから、、、
でも、だからといって、体に悪いと分かっているものを食べ続けるのはよくないです。
ですから、完璧を求めずに、少しずつでもいいから良い食品を選んでいけばいいんです。
▼健康に対する考え方について思うことを書きました
おいしくて体にいい食材で、健康な毎日を!
今回、フォロワーさんの一言がきっかけでこのページを作ってみましたが、そのおかげで自分が本当に良い商品に囲まれているんだなぁと改めて感じることができました。
本当にありがとうございます。
まだまだ紹介したい商品は山ほどありますが(笑)
自分のなかで今一度「厳選」して、本当におすすめできる商品を追記してゆく予定です!
ぜひ、このページをブックマークして、ときどき覗いてください!
また、「安全でおいしくて体にいい」は個人の主観によっても違うと思います。
ですので、私のリストはあくまでも参考にしていただいて、自分好みの食材リストをつくってみてくださいね。
ご質問などありましたら、お気軽にDMくださいませ→X(Twitter)のDMへ